『戦国「常識・非常識」大論争!−旧説・奇説を信じる方々への最後通牒−』ほか

今日の読みたい本・おすすめ版。
1日5冊紹介(当分)。
 

★『戦国「常識・非常識」大論争!−旧説・奇説を信じる方々への最後通牒−』(鈴木眞哉/洋泉社/903円)【→amazon
武田騎馬隊、鉄砲三段撃ち、「武功夜話」はウソっぱち!論争・議論の言いっぱなし、はぐらかしは許さない。
 
写真で読む昭和史占領下の日本 日経プレミアシリーズ

写真で読む昭和史占領下の日本 日経プレミアシリーズ

★『占領下の日本(にっぽん)−写真で読む昭和史−』(太平洋戦争研究会/編/日本経済新聞出版社/914円)【→amazon
混乱していたが希望もあった。GHQ占領下、この国で何が起こったのか。軍隊解散、民主化、農地改革、財閥解体天皇人間宣言、そして東京裁判……。豊富な資料写真により、終戦直後の日本を描くシリーズ第二弾。
 
叢書『アナール 1929-2010 歴史の対象と方法』 1 〔1929-1945〕 (叢書『アナール 1929-2010 歴史の対象と方法』(全5巻))

叢書『アナール 1929-2010 歴史の対象と方法』 1 〔1929-1945〕 (叢書『アナール 1929-2010 歴史の対象と方法』(全5巻))

★『叢書『アナール1929−2010』−歴史の対象と方法−1 1929−1945』(E.ル=ロワ=ラデュリ、A.ビュルギエール/監修/藤原書店/7140円)【→amazon
「歴史」による諸学の統合をめざし、人文社会科学全体に広範な影響を及ぼした伝説的雑誌『アナール』。アナール派の最高権威が年代別に重要論文を精選。1は、1929年から1945年までの13編を収録。
 
ビザンツ、オスマン、そしてトルコへ

ビザンツ、オスマン、そしてトルコへ

★『ビザンツオスマン、そしてトルコへ−歴史がつなぐ社会と民族−』(野中恵子/彩流社/2625円)【→amazon
トルコ知識人、宗教家らへのインタビュー13篇を収録。「トルコ」はどこから来て、どこへ向かうのか―EU加盟、ギリシャとの確執、クルド問題、コンスタンティノープル総主教座の行方…。トルコが抱える諸問題はなぜ生まれ、どうなっていくのか?重層する歴史の縦軸を自在にたどり、現代トルコの「今」を見つめる。
 ★『満洲−マンチュリアの起源・植民・覇権−』(小峰和夫/講談社/1313円)【→amazon
ヌルハチの決起に始まり北京に都を置いた清朝にとって、満洲は聖なる「封禁の地」だった。しかし漢族の入植で満漢の一体化は進み、辛亥革命の後は日中米英露が覇権を争う。狩猟採集を生業とした女真族の故地は、いかにして「中国の一部」となり、「極東の火薬庫」と化したのか。「満珠」建国から「満洲国」崩壊へと至る、世界史の中のマンチュリア通史。