『菊池寛と大映』ほか

今日の読みたい本・おすすめ版。
1日5冊紹介(当分)。
 

菊池寛と大映

菊池寛と大映

★『菊池寛大映』(菊池夏樹/白水社/2520円)【→amazon
初代大映社長に就任した菊池寛。万全の態勢で依頼した永田雅一。文豪とラッパが築き上げた太くて短いビジネスモデル。
 ★『マリー・アントワネットの宮廷画家 ルイーズ・ヴィジェ・ルブランの生涯』(石井美樹子/河出書房新社/2520円)【→amazon
マリー・アントワネットに愛され、その華麗なる肖像画のほぼすべてを手がけ、数々の貴人たちを描き続けた稀代の肖像画家の生涯を鮮やかに描き出す、本邦初の傑作評伝!
 
名セリフどろぼう (文春新書)

名セリフどろぼう (文春新書)

★『名セリフどろぼう』(竹内政明/文芸春秋/756円)【→amazon
倉本聰向田邦子山田太一……テレビの黄金期を彩るドラマのセリフを引用しながら超一流の読み物に仕上げる名人技の感動、再び。
 
パラドックスの哲学

パラドックスの哲学

★『パラドックスの哲学』(R.M.セインズブリー/勁草書房/3885円)【→amazon
歴史的に言って、パラドックスは人間の思考の危機や革命的な前進と結びついている。パラドックスを解くのは楽しい。だが時には深刻な問題を提起する。ゼノン、嘘つき、曖昧性、グルーetc、さあ挑戦してみよう。
 
映画に学ぶロシア語―台詞のある風景

映画に学ぶロシア語―台詞のある風景

★『映画に学ぶロシア語−台詞のある風景−』(佐藤千登勢/東洋書店/1995円)【→amazon
ロシアは知られざる映画大国!名画は、洗練された名セリフの宝庫でもある。本書は、『戦艦ポチョムキン』(1925年)、『カラマーゾフの兄弟』(1968年)、『罪と罰』(1970年)、『チェブラーシカ』(1969~83年)、『不思議惑星キン・ザ・ザ』(1986年)等々、幅広いロシア映画の中から選ばれた30作品から名セリフを抽出。セリフを取り巻く、ストーリー、セリフの背景、文法のポイント、映画のことによって、名作品のより幅広い理解にも役立つ。