『出版大崩壊−電子書籍の罠−』ほか

今日の読みたい本・おすすめ版。
1日5冊紹介(当分)。
 

出版大崩壊 (文春新書)

出版大崩壊 (文春新書)

★『出版大崩壊−電子書籍の罠−』(山田順/文藝春秋/840円)【→amazon
大手出版社に34年間勤め、電子出版に身を投じた編集者が、自らの体験を基に既成メディアの希望的観測を打ち砕く衝撃レポート。
 
西洋哲学史 ─ パルメニデスからレヴィナスまで (文庫クセジュ)

西洋哲学史 ─ パルメニデスからレヴィナスまで (文庫クセジュ)

★『西洋哲学史パルメニデスからレヴィナスまで−』(ドミニク・フォルシェー/白水社/1103円)【→amazon
二千五百年にわたって、発達・枝分かれしていった西洋哲学の歴史を、重要な哲学者をおさえることによってたどっていく。さらに二十一世紀的哲学の構想をなげかけて、哲学へと誘う。
 
筑摩書房の三十年 1940?1970 (筑摩選書)

筑摩書房の三十年 1940?1970 (筑摩選書)

★『筑摩書房の三十年−1940−1970−』(和田芳恵/筑摩書房/1680円)【→amazon
いい本を出したいという一念で出版界に漕ぎ出した、古田晁臼井吉見。松本中学以来の同級生ふたりが、心血を注いで守り育てた筑摩書房の根の部分に迫る。一出版社の創業の志と苦難の旅立ちを描き出した社史の名著を復刻。〔1970年刊の再刊〕
 
筑摩書房 それからの四十年 1970-2010 (筑摩選書)

筑摩書房 それからの四十年 1970-2010 (筑摩選書)

★『筑摩書房それからの四十年−1970−2010−』(永江朗/筑摩書房/1890円)【→amazon
創業者古田晁の急逝から5年後、事実上倒産した筑摩書房。文学全集からペーパーバックの創刊へと舵を切り、営業と物流の大改革を断行しつつ、生き残りをかけた社業を描ききる。「筑摩書房の三十年」に続く40年間のドラマ。
 
最低で最高の本屋 (仕事と生活ライブラリー)

最低で最高の本屋 (仕事と生活ライブラリー)

★『最低で最高の本屋』(松浦弥太郎/集英社/1365円)【→amazon
就職しないで生きていくなら、手がかりは体験者の話の中にしかない。路上から、たった一人でブック・ショップを始めた松浦弥太郎が語ったヒント。