『咸臨丸、大海をゆく−サンフランシスコ航海の真相−』ほか

今日の読みたい本・おすすめ版。
1日5冊紹介（当分）。
　

咸臨丸、大海をゆく―サンフランシスコ航海の真相

★『咸臨丸、大海をゆく−サンフランシスコ航海の真相−』（橋本進/海文堂出版/1575円）【→amazon】
勝海舟が指揮し、日本人の快挙と喧伝された咸臨丸のサンフランシスコ航海。成功の裏にある、航海の継続の危機といったさまざまなドラマを紹介しながら、咸臨丸の世紀の大航海の真相を探る。
　

豪族のくらし―古墳時代~平安時代

★『豪族のくらし−古墳時代〜平安時代−』（田中広明/すいれん舎/2520円）【→amazon】
色で序列され、文字を操り、牛馬を飼い、ミルクを飲み、女性も君臨した古代豪族の世界。写真・図版を多数収録し、実在した豪族たちのくらしを発掘された遺跡の中から探る。
　

証言 本能寺の変―史料で読む戦国史

★『証言本能寺の変−史料で読む戦国史−』（藤田達生/八木書店/3570円）【→amazon】
従来の常識・通説に左右されることなく、「本能寺の変」を史料に基づき検証!本能寺の変研究を、織田政権論の重要なテーマとして位置づける。
　

1989年?現代史最大の転換点を検証する (平凡社新書)

★『１９８９年−現代史最大の転換点を検証する−』（竹内修司/平凡社/798円）【→amazon】
年頭、昭和天皇が崩御。中国では天安門事件が起き、東中欧の共産圏ではドミノ式に政権が倒れ、ベルリンの壁が崩壊した。これらの事件が一気に出来した1989年の歴史的意味を探る。
　

戦前昭和の社会 1926-1945 (講談社現代新書)

★『戦前昭和の社会１９２６−１９４５』（井上寿一/講談社/777円）【→amazon】
「大学は出たけれど」、新興宗教ブーム、10銭均一売り場…「暗い時代」の明るい日常生活。