『藤田ミラノ−ヨーロッパに花開いた日本の抒情−』ほか

今日の読みたい本・おすすめ版。
1日5冊紹介(当分)。
 

藤田ミラノ---世界に花開いた日本の抒情 (らんぷの本)

藤田ミラノ---世界に花開いた日本の抒情 (らんぷの本)

★『藤田ミラノ−ヨーロッパに花開いた日本の抒情−』(藤田ミラノ・中村圭子/編/河出書房新社/1680円)【→amazon
1950〜60年代の『女学生の友』『コバルト・ブックス』の表紙、挿絵を描いて少女たちを熱狂させた抒情画家。その後パリに渡り、世界が「神秘的な美しい絵」と絶賛した数々の作品を収録。
 
マンガ建築考 ?もしマンガ・アニメの建物を本当に建てたら― (ThinkMap)

マンガ建築考 ?もしマンガ・アニメの建物を本当に建てたら― (ThinkMap)

★『マンガ建築考−もしマンガ・アニメの建物を本当に建てたら−』(森山高至/技術評論社/1659円)【→amazon
マンガやアニメに登場する建物を、森山高至氏が独自の視点のもと分析していく人気ブログの書籍化。『賭博黙示録カイジ』の「鉄骨渡り」のシーンに使われている一本の長い鉄骨、『グラップラー刃牙』の「地下闘技場」など、一見ありえないような建造物は、はたして実現可能なのか。それとともに、マンガやアニメの舞台について建築的考察をすることで浮かび上がる時代背景や歴史的変遷。建築のロマン、奥深さの一端に触れることで、これからのマンガ、建築を見る目が確実に変わる、マンガ・アニメ・建築ファン必見の一冊。
 
鎌倉幕府の滅亡 (歴史文化ライブラリー)

鎌倉幕府の滅亡 (歴史文化ライブラリー)

★『鎌倉幕府の滅亡』(細川重男 /吉川弘文館/1785円)【→amazon
源頼朝の鎌倉入りから一五三年、不敗の歴史を誇った鎌倉幕府はなぜ呆気なく敗れたのか?政変や戦乱の経過のみならず、幕府政治の根幹を成す御家人制の質的変化に注目。定説にメスを入れ、幕府滅亡の真実に迫る。
 
写真と絵で見る北朝鮮現代史

写真と絵で見る北朝鮮現代史

  • 作者: キム・ソンボ,キ・グァンソ,イ・シンチョル,李泳采(イ・ヨンチェ),韓興鉄(ハン・フンチョル)
  • 出版社/メーカー: コモンズ
  • 発売日: 2010/12/01
  • メディア: 単行本
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★『写真と絵で見る北朝鮮現代史 』(金聖甫 /コモンズ/3360円)【→amazon
日本ではほとんど知られていない1945年以降の北朝鮮史を新たな史科をもとにわかりやすく解説した、韓国で話題の書。金日成金正日はじめたくさんの貴重な写真や図表と丁寧な訳注から知られざる隣国の歴史と現状、そして今後の行方が見えてくる。
 
トルキスタン文化史2 (東洋文庫)

トルキスタン文化史2 (東洋文庫)

★『トルキスタン文化史 2 』(V.V.バルトリド /平凡社/3150円)【→amazon
トルキスタンのギボン」と呼ばれたロシア東洋学の泰斗バルトリドが中央アジアの古代から近代までを通観。中央アジア史の基本書。第2巻は、帝政ロシア統治下のトルキスタンを叙述する。