『イザベラ・バード紀行−『日本奥地紀行』の謎を読む−』ほか

今日の読みたい本・おすすめ版。
1日5冊紹介(当分)。
 

イザベラ・バード紀行―『日本奥地紀行』の謎を読む

イザベラ・バード紀行―『日本奥地紀行』の謎を読む

★『イザベラ・バード紀行−『日本奥地紀行』の謎を読む−』(伊藤孝博/無明舎出版/4410円)【→amazon
明治初期に、日本の各地を旅したイギリス人旅行家イザベラ・バード。彼女が記した旅行記「日本奥地紀行」の旅路を正確に辿り、泊まった宿を探し、絶景地に立ち、人物、事件、災害の跡を訪ねる。
 
“移動”のアメリカ文化学 (シリーズ・アメリカ文化を読む)

“移動”のアメリカ文化学 (シリーズ・アメリカ文化を読む)

★『〈移動〉のアメリカ文化学』(山里勝己/編著/ミネルヴァ書房/3150円)【→amazon
誘惑する大陸“移動”するアメリカ。北米の深い時間から現在まで、“移動”で読む新たなアメリカ文化学。
 
陰謀説の嘘

陰謀説の嘘

★『陰謀説の嘘−ユダヤ陰謀論から9・11まで−』(デビッド・アーロノビッチ/PHP研究所/4200円)【→amazon
ユダヤ、9・11、ケネディ暗殺など、数多の陰謀説を詳しく検証し、その間違い提示と、本来信じられるべき事実のあり方を説き明かす。
 
下町っ子の昭和

下町っ子の昭和

★『下町っ子の昭和』(高橋澄夫/イデア出版局/1260円)【→amazon
「芝で生まれて神田で育つ」とは異なる東京下町南千住で生まれ育った戦中派の昭和六十四年間の記録である。小学校のころ、腕白とか悪ガキなどと世間は言うが、当の本人達にそんな意識は微塵も無くひたすら遊ぶ。近隣の人との濃密な人間関係の中で成長してゆく。
 
日本文化史ハンドブック

日本文化史ハンドブック

★『日本文化史ハンドブック』(阿部猛/編 西垣晴次/編/東京堂出版/3990円)【→amazon
日本の旧石器文化古墳文化天平文化、王朝文化など、各時代25項目を収録し、各時代の文化を「概観」で捉え、重要事項を「研究の現状と課題」で理解できるように構成。「論文・レポート」の書き方も付す。