2011年新聞標語週間で選ばれた和歌山県・田中克則さんの他の作品について(だいたい時間順)
以下のニュースがありましたので、
→「上を向く 力をくれた 記事がある」 新聞週間標語に32歳会社員(産経新聞)
「上を向く 力をくれた 記事がある」 新聞週間標語に32歳会社員
2011.9.7 19:11日本新聞協会は7日、今年の新聞週間(10月15日〜21日)の代表標語に、和歌山市の会社員、田中克則さん(32)の「上を向く 力をくれた 記事がある」を選んだと発表した。応募総数は1万2222編。
田中さんは「東日本大震災の報道ではネットの書き込みに比べ新聞の情報は信頼できた。震災復興の記事から生きる力をもらった」と話した。
佳作には「あの日 新聞は 祈りだった」「悲しみを 希望につなぐ 今日の記事」など10編が選ばれた。協会によると、応募作は震災関連の内容が多かったという。
田中克則さんの他の作品を時系列順に並べてみました。
→第4回 全日本エコ川柳大賞受賞作品一覧(doc)(2005年)
→啓文社::第10回・2005年度受賞作品・本の部<日本一短い感想文コンクール(2005年)
和歌山県和歌山市/田中克則
受賞本
「空中ブランコ」(奥田英朗/文藝春秋)
受賞作品
読者になれても、患者になれないのが悔しい。
→FMK - エフエム・クマモト/2006FMKラジオCMコピーコンテスト(2006年1月)
金賞 和歌山県 田中 克則
■課題企業名:「瑞鷹」
〜日本映画風〜
父: おい、飲まないか?
娘: いいわよ。お父さんは何を飲むの?
父: ビール。
娘: お父さん、子供ねえ。
父: お前、何飲むんだ。
娘: 私は瑞鷹。芳醇辛口。
父: へえ〜、大人だなぁ。
→松江ユーモア連歌大賞 - 過去の入賞作品|第1回(2006年)
→中小企業倒産防止共済制度の愛称が決まりました!(pdf)(2006年7月)
最優秀作品・受賞者
「セーフティサポート」田中 克則様(和歌山県)
→【中日社説】新聞週間−ネット社会、安倍首相に晋三立ち向かわなければならない [06 10/15](2006年10月)
・ネット社会に立ち向かう
代表標語に込められたのは、神田さんの「もう一度元気になって、もうひと仕事」の願いです。日々の紙面にこんな出会いの縁があり、人生に役立っているとしたら、新聞づくりに携わる者としてこんなに嬉(うれ)しいことはありません。
日本新聞協会が募集した標語には新聞週間標語のほか新聞配達に関する標語があり、それぞれに代表標語一編と佳作十編が選ばれています。
新聞配達に関する代表標語は新潟県燕市の森山勉さんの「宅配がささえる読者の知る権利」。新聞の内容ではなく、個別配達制度こそネットの及ばぬ優れたシステム。新聞の総発行部数、普及率を世界に冠たるものにした、という識者もいます。
このほか「ネットでは分からぬ真実ここにある」(和歌山市・田中克則さん)「見分けよう確かめようあふれる情報新聞で」(名古屋市・早川吉彦さん)「宅配に人のぬくもり世間の動き」(茨城県日立市・渡辺忠夫さん)「メールより配る心と読む支え」(徳島市・宮城一成さん)−。
→「子ども・子育て応援」ラジオCM:優秀賞(2006年11月)
田中 克則 さん (和歌山県)
男の子A:ありがとう
女の子A:ありがとう
男の子B:ありがとう
女の子B:ありがとう
男の子C:ありがとう
女の子C:ありがとう子育ては、子どもに「ありがとう」って言われる幸せがある。
→今年もやります!ほがらかに!ローカロ川柳コンクール!(2007年)
→第60回「新聞週間標語」入選作(かなり下のあたり)(2007年9月)
第60回「新聞週間標語」入選作
「佳作」12編
◇匿名のネットにはない信頼感
田中 克則(和歌山県和歌山市)平成19年度「新聞配達に関する標語」入選作(同文のものは抽選で決定・敬称略)
◇どんな日も 同じ時間に 新たな情報 田中 克則(和歌山県和歌山市)
→平成19年度 和歌山県「環境標語」優秀作品の決定について(2007年7月)
「ありません 地球を冷やすクーラーは」 田中 克則さん (和歌山市)
→標語&クールビズ・ヘア募集 入賞作品発表(2008年5月)
大切な命も地球もひとつだけ 田中克則(和歌山県)
→「レジ袋削減」イメージキャラクターとキャッチフレーズ(2008年6月ごろ)
→わかやま心のフェスティバル2009(pdf)(2009年11月)
パソコンに取り組む祖父の元気な目
祖父のほうがパソコンやっているようです。
→FMK - エフエム・クマモト/2010FMKラジオCMコピーコンテスト(2010年1月)
銀賞 田中 克則(和歌山市)
■課題企業名:「ミハナタクシー」
男性 「AKBってさ、秋葉原のことだよね」
女性 「うん、そうだよ」
男性 「ミハナタクシーもAKBだよね」
女性 「えっ、なんで?」
男性 「安心・快適・便利・・・
ほらね、AKBだろ」
女性 「なるほど!」
NA(男性) 「安心・快適・便利のAKB。ミハナタクシー」
→いい名前をありがとう!(2010年3月)
いい名前をありがとう!
「海和歌丸(うみわかまる)」です
優秀賞
きのうみ 田中 克則さん
→平成22年度「新聞週間標語」入選作(2010年9月)
→ニュース和歌山-2011年1月3日12面:新春なぞかけ(2011年1月)
お題:うさぎ
うさぎとかけて 先生に怒られた小学生ととく
そのこころは、どちらも後ろに辰(立つ)
和歌山市 田中克則
→ニュース和歌山-2011年7月30日12面: なぞかけ合戦 和歌山夏の陣(2011年7月)
お題「花火」
花火とかけてAKB48のCDセールスととく
そのこころはどちらも咲いた(最多)咲いた(最多)と大騒ぎ 和歌山市 田中克則
AKBに興味があるようです。
→一休とんち大賞 2011(2011年8月)
ということで、細かな情報としては、和歌山市の田中克則さんは多分こんな人です。
・川柳好き
・6年ぐらい前から投稿はじめてる(入選してない作品たくさんあると思う)
・新聞標語週間の標語では、2006・2007・2010年に入選していて、2011年は初トップ。
・やせている
・レジ袋はいらない(エコ)
・AKB好き
・祖父がパソコンやっている
・母はまだ若い
・子育て中(娘は多分まだ酒飲まない)
・日本映画好き。小津安二郎とか
・ネットは嫌いなフリしてるだけなんじゃないかな? 一歩距離を置いて、物語として楽しんでる、みたいな
確認できる限りは盗作もしていないみたいだし、いい趣味じゃないですかね?
新聞週間の過去の標語はこんな感じ。
→新聞週間標語 代表標語|募集事業|日本新聞協会について|日本新聞協会について|日本新聞協会
標語は5・7・5に限らないみたいです。
「新聞は世界平和の原子力」(1955年)「新聞は記事に責任主張に誇り」(1975年)なんていいですね。
ぼく個人は、今年の標語は震災の年のものとしては悪くないと思います。「明日を向く力をくれる記事がある」のほうが、気持ち的にはいいかな。