「チェルノブイリへのかけはし」の野呂美加さんは科学者に本気で潰されてもしかたない。あと特に東京・千葉・福島では下痢の人は増えていない様子

 おいらは科学者じゃないから潰せないですけどね。
 明らかに野呂美加さん、悪化・劣化してる
給食問題(2011年8月16日)

科学で論争しても、科学のステイタスを握っているのは、推進派だから、あちらの土俵で勝負しないように。
親の「不安」で押し遠す方がよっぽど説得力ありますよね。

 ×押し遠す ○押し通す。
 説得力ないから。
 不安で釣る人は(多分)宗教の人。
 最近のエントリーはこれ。
鼻血問題(2011年8月31日)

えんえんと、自称科学者たちが、私を含めいかにいい加減なことを言っているか議論しているサイトを、メールで送ってきて、「もうあなたのことは信用しません」とかそんな感じだったかなぁ。
うん、そんなのはまったくどうでもいいことなんだけど、私が問題だと思ったのはそのサイトの中の科学者たちが、「このぐらいの低線量で鼻血がでるわけない」というふうに言い張っていることです。
机上の空論だなぁ、暇人吹き出してしまった後で、はっと気がつきました。

 まったくどうでもいい机上の空論ですが、googleで「チェルノブイリへのかけはし」検索するとトップページにおいらの日記テキストと、どうでもいいTogetterまとめが来てますね。
「チェルノブイリへのかけはし」信じる人は放射能に効く健康食品騙されて売りつけられるレベル
Togetter - 「「チェルノブイリへのかけはし」批判者は、汗をかいてから批判して欲しい等の主張」
Togetter - 「「チェルノブイリへのかけはし」と「子供たちを放射能から守る全国ネットワーク」とEM菌とスピルリナ」
 googleで「野呂美加」検索しても、菊池誠さんのテキストがトップページに来ている。
野呂美加さんと放射能対策
鼻血問題」の引用を続けます。

毎時0.07マイクロでも、子どもたちは鼻血を出しています。関東圏の子どもたち。でも、科学者たちは自分たちの持っているデータではそんなことがないから、放射能と関係ないと言っている。
では、チェルノブイリでも同じような数値で鼻血が出ている場合はなんとご説明なさるのか。25年間も、ベラルーシの汚染値で鼻血ほじくり病があるのか。チェルノブイリ毎時0.07〜で鼻血でてますから。

 普通にそこらへんの大人も子供も鼻血出してますが何か(鼻ほじくりながら)。放射能関係ない。
「鼻血」の検索結果 - Yahoo!検索(リアルタイム)(引用略)
 飲みすぎて鼻血、座イスで寝落ちして鼻血、なんか知らんが鼻血、etc。
 ちなみに、おいらのところには、以下の日記テキストにもかかわらず何のメールも来てません
【拡散希望】放射線障害で鼻血・下痢の症状のあるお子様がおりましたら10万円寄付します(2011年6月19日)
 もう10万円で東南アジアでも旅行しちゃおうかな…円高だし…。
 とりあえず、はてなブックマーカーによるツッコミ。
はてなブックマーク - 鼻血問題

buhikun 放射能, だいたい医療, いんちき商売, トンデモ, これはひどい
鼻血は医療行為で止められますが、敵味方思考にこりかたまっとる人につける薬は無いですね、わかります(棒読み
Lhankor_Mhy ニセ科学, 誤謬
納豆消費量を地図で表わすと放射性物質と見事に一致する。これも放射能のせいであろう。東電は腐った豆を食わされている関東圏の子供にどう謝罪するのか。 http://todo-ran.com/t/kiji/11483
kanimaster トンデモ
放射線ゼロでも鼻血は出るだろ。
felis_azuri 不適切なブックマークを通報する トンデモ, なんじゃこりゃ
『鼻血が止まらなくて救急車で運ばれて、意識不明になった子も。あなどらず。鼻血が何度も続くようなら、短期で保養に出てください』<-いや、だから、そういう状態なら保養ではなく医療機関を受診してください

 チェルノブイリの鼻血の例は、以前に言及ずみ
放射線障害で鼻血出してる子がいたら、その子は多分もうじき死ぬ

 チェルノブイリで鼻血が出たという症例は、以下のサイトで1件だけ見つかりました
「チェルノブイリ原発周辺住民の急性放射線障害に関する記録」

19.カルテ№7655/461.(氏名略)女性43歳,搾乳婦,ビソーカヤ村住民.5月6日23時入院.放射能による外傷(?),鼻血のため病院へ送られてくる.患者は5月1日より5日まで,チェムコフ村〜ウラーシ村付近で牛の搾乳にたずさわった.5月5日,頭痛,吐き気,鼻血が出現

 俺の見立てではそれは多分の・ぼ・せ
 他の例が見たいです。
 
 あと、とりあえず下痢に関しては、東京・千葉・福島では、増えたという例は見つかりませんでした
下痢は増えていたのか 涼風庵徒然

「鼻血」についてはおそらく統計はないのですが、「下痢」であれば、ふつうは、決められた医療機関から、患者さんの数が、「感染性胃腸炎」として、「感染症動向調査」にあげられます。これは都道府県別に集計されていますから、それを見れば、3月の原発事故以降に極端に増えているのかどうか、を確かめることができます。
(中略)
このように、福島県も関東ホットスポットと言われているところも東京も、「下痢が多発している」という事実はなかった、というしかありません。
まず、落ち着いて事実を確認することが大切なんだなとしみじみ思います。
追記:言わずもがなとは思いますが、診察した医師が「この下痢は感染症ではなく放射能によるものだ」と考えれば、「感染性胃腸炎」としては届け出ないことはありえます。しかし、統計に影響を及ぼすほどの数であれば、学会(「地方会」というのもあります)で発表されるとか、マスコミに載るとか、ということになるようなトピックですから、そういうことで「感染性胃腸炎」として統計にあらわれる数が減っているということはまずないと考えます

 どうなんですかね? 「増えたという例」がどこかで、別のデータとして見つかるようなら追記します。
 
(追記)
「Funabashi Futawa Hospital in Chiba Prefecture」の「Yuko Yanagisawa」さんなら、ひょっとしたら「放射線障害で鼻血が」という見立てをつけてくれるかもしれないです。
Fukushima radiation alarms doctors - Features - Al Jazeera English

"We have begun to see increased nosebleeds, stubborn cases of diarrhoea, and flu-like symptoms in children," Dr Yuko Yanagisawa, a physician at Funabashi Futawa Hospital in Chiba Prefecture, told Al Jazeera.
She attributes the symptoms to radiation exposure, and added: "We are encountering new situations we cannot explain with the body of knowledge we have relied upon up until now."

柳沢裕子 医師 - Google 検索