バンダジェフスキー氏の論文要約テキストで「カリエイ土」なんて謎テキストをそのままコピペしている人はTwitterならブロック対象銘柄(レッツ・ビタペクト&ペクチン)

 これは以下の日記の続きです。
あまりにひどい「バンダジェフスキー博士論文の内容要約」テキスト(1)
 

セシウム排出製剤】
セシウムの排出に、カリエイ土を加えたペクチン製剤のペクトパルは最も将来性がある製剤のひとつだが、セシウムが人体に入るのを防ぐほうが、それを排出したり乱れた代謝を正常にするより容易なことを心に留めるべきである。

ぼくの手にしているテキスト:4、p52&p103
(吸着剤は、確実に放射性セシウムと結合し、しかも代謝機能や重要な臓器に影響を与えないものでなければならない。)粘土質を加えたペクチン製剤のペクトパルはもっとも有望な製剤のひとつである。ただし、放射性セシウムの体内への取り込みを防ぐ方が、それを排出したり、代謝異常を正常にしたりするよりよほど容易であることを心に留めるべきである。
Pectin derivatives accompanied with the calyey additions, pectoral, in particular, belong to the most perspective preparations. It should be kept in mind, it is much easier to prevent the radiocesium penetration in the human organism than to excrete it and to correct the violated metabolism.
 …何だよカリエイ土って!? 検索しても「バンダジェフスキー氏の論文の謎要約テキスト」の孫引用・曾孫引用しか引っかからないんでやんすけど…。ていうかさ…これ、普通にclayclayey(粘土状の)のスペルミスだよ…。

 まあ「カリエイ土って何?」って疑問を持ちながらブログテキスト書いてる人もおりますが…。
カリエイ土 - Google 検索
 
「clay」じゃなくて「clayey」(粘土状の)ですね。
「clayey」と「calyey」は、割とタイプミスとしてあると思うし、校正者も見逃してしまっても仕方ない
 
これの出所は翻訳者・竹野内真理さんだということが分かったので、公開質問してみます。(「ぷろどおむ えあらいん 「ペトカウ効果」は低線量被曝が健康に大きな影響を与える根拠となるのか?」のコメント欄では本人らしきかたが登場)
 
カリエイ土って何ですか、竹野内真理さん? 自費出版レベルでの久保田護さんの元テキストがそうなっていたとしても、特に疑問は抱きませんでしたか?
 
まあとにかく、「ペクトパル」(とビタペクト)の販売状況を注視したいです。
 
ビタペクト・リンゴペクチンに関しては、以下のブログ&まとめテキスト参照。
@MikaNagさんのリンゴペクチン「ビタペクト」まとめ
@MikaNagさんと@gmax_jpさんによる【リンゴペクチン「ビタペクト」について調べてみました】ツイートまとめ」
「健康食品で解毒」を信じてはいけない | FOOCOM.NE

 ちなみに、フランスでラットを用いて、実際に被ばく治療に使われたことがあるプルシアンブルーという物質とアップルペクチンセシウム排出効果を調べた結果が、2006年に論文として発表されている。結果は、プルシアンブルーは「効果あり」、アップルペクチンは「なし」である。

 
 おいらは基本的には、体と財布が不必要に傷まない範囲だったら、代替療法でもホルミシスでもビタペクトでもAKB48でも別にかまわないんじゃないかな、という姿勢です。精神的ストレス回避のために、邪神だって信じちゃう人の勢いで。