デマです→「島田市「放射能汚染深刻」環境省認める」(「福島県は「死灰の街」となった」(新名:放射能汚染から逃げるしかない)はクソブログ)

 見出しは演出です。
 これは以下の日記の続きです。何も知らない人はこっちから読んでね。
木下黄太さん、島田市のバグフィルターでセシウムが4割漏れるなんて論外です
 
 またすごいブログもあるもんだな。
福島県は「死灰の街」となった
静岡県島田市でセシウム大量放出の衝撃 - 福島県は「死灰の街」となった

 3/26に環境省衆議院会館で、環境省とトップ幹部5人と専門家がこの島田市放射性物質大量放出のことを科学的に検証し、その事実が環境省で認定されました。翌日の東京新聞にも掲載されています。

島田市「放射能汚染深刻」環境省認める - 福島県は「死灰の街」となった

衆議院会館で、環境省幹部5人と「全国民の代表たちと専門家たち大勢」による、静岡県島田市の「がれき焼却による放射能汚染の結果」の説明会があり、環境省は「島田市がひどく放射能汚染された」と認めました。
 
ツイッターモブログでも、どこでも書いてあります。
 
極めて科学的にプレゼンテーションが行われ、環境省の幹部も全員その真実に驚愕したようです
 
全国から多くの人が集まり、環境省衆議院議員を交えて議論した結果ですから、動かしようのない事実と判明。
 
島田市は、これを受け、公約通り焼却を中止するしかありません。環境省からお達しがあれば、従うしかないでしょう。
 
島田市長は「放射能汚染されたら私が責任を取る」と言っていました。責任取ってください。
 科学者たちの計算と分析、さすが科学です。

 いや、あなたのところを情報源にしてツイッターモブログでも」書いている人は見かけたけどさ…。
 ソースなしの伝聞情報を貼りつけているだけのこのブログテキストになんでそんなにみんな言及するかなあ?
 そのサイトの人は情報提供者として信用できる人? その信用は何を担保にしてる人?
 そもそも、そんなひどいサイトの名前のブログが提供する情報、信用できる?
 ほかにも「福島県は「死灰の街」となった」、書いてあるエントリーがことごとく嘘で呆れた(ちょっと調べればわかります)。
 環境省に関しては、ソースないんで自分でそれらしきもの探してみました。
【東京新聞】放射能知見無い 環境省「公言」|安心して暮らせる島田をつくる市民の会のブログ
 東京新聞の見出しもひどいけどね。
×「放射能知見無い」
○「環境省は廃棄物やがれきの処理は担当するが、放射能に関しては技術的知見を持ち合わせていない」
 東京新聞の画像から関連部分を引用。

 静岡県島田市の反対派は、同市の試験焼却データを独自分析した結果に基づき、バグフィルターの「安全神話」に疑問を投げかけたが、環境省は取り合おうとしなかった。

 …なんで「取り合おうとしなかった」が「認めました」と真逆の話になるんですかね?
 出席したと思われる人の報告。
326 がれき全国広域化問題―環境省交渉報告 環境ジャーナリスト  青木泰 青木泰のブログ/ウェブリブログ

 バグフィルターでの捕捉率は、約60〜80%に過ぎず、約20〜40%が煙突から大気中に放出されている。
島田市の試験焼却結果について、一般的に言われている「安全性が立証できた」という点とは異なり、データから解析すると危険性を立証したものである。という報告が、交渉の場で政府交渉ネットの専門家からパワーポイントを使って報告された。また環境省の交渉に参加した職員には、その詳細報告も手渡された。(*7)
 これに対しては、環境省は追って見解を示すと約束した。

 
 要するに環境省野良測定・野良分析の、もらっても「どうするんだよこれ」的なものを受け取っただけ。多分原子力安全・保安院みたいに「放射能の技術的知見」のあるところと相談して何か言うんじゃないかな。
 2012年4月12日現在の段階では、環境省の公式発表もないし、新聞の複数報道も、その集まりに参加した「全国民の代表たちと専門家たち大勢」の複数証言もない状況では、「取扱いに慎重にしなければならない伝聞情報」だと判断する。
 その他の情報の流布も含め、ブログ「福島県は「死灰の街」となった」は、個人的には信用するには値しない個人の伝聞情報レベルの情報源だと判断する。
 さらに個人的には、公的なことに関しての情報発信は、信頼できる情報源(公的発表もしくは複数の報道)による情報発信を待っても遅くないと思う。新聞・週刊誌レベルでも間違ったこと載せてしまうことあるぐらいなんで…。
 
(2012年4月13日夜追記)
 …ブログ「福島県は「死灰の街」となった」の人は、俺が言及しているエントリー2つとも消しました。
 まだこんなことほざいてやがるみたいですが、
応援しましょう - 福島県は「死灰の街」となった

それにしても、こんな私のアホみたいなブログが上位に来るなんて、東電工作員がいっぱい2chで批判してリンク貼っているためです。しかし、上位にランクインされてから、普通に静岡県の人とか見に来るようになり、閲覧者が100倍とか跳ね上がっちゃいました。
 
最後は自己責任ですよ。
 
中国と違い、日本のインターネットは情報を得ることができます。
正しい情報を掴み、正しい判断で避難したり食べ物に気をつけたりしている人と、現実逃避して福島県に残っている人と、3年後にどうなるか、それは自分で責任取って下さい。国も近所の人も、誰も責任は取ってくれません。
健康を一度失ったら、二度と健康を取り戻すことはできません。家族の介護を受け、周囲にも迷惑をかけます。子供が健康を害したら、一生後悔しますよ。
正しい情報を自分で探して下さい。

 最後だけは同意します。
 正しい情報を自分で探して下さい。
 あ、今現在「死灰の街」でgoogle検索すると、お前のブログより俺のブログテキストのほうが上にあるから。笑。
 なんかまた駄目なこと言ったら、何度でも叩くよ!
 
(2012年4月15日)
 確認したら、「福島県は「死灰の街」となった」は…、
 「ゲーテ 色彩論」というたわけた名前で復活してやがりました。
 前に削除してた「島田市「放射能汚染深刻」環境省認める - ゲーテ 色彩論」というエントリーも復活している様子。
 面倒だけど、個別エントリーごとにつぶしていきますですかね?
 
(2012年4月17日)
 さらにサイト名変えて営業中。
放射能汚染から逃げるしかない
 引き続きひどいサイト名です。