ブログテキスト作ってて何がムカつくっていうと

 自分の考えたことと同じことを書いていながら、別の人のエントリーのほうがブックマークが多かったりすることですか。曽野綾子氏の誤読のこととか。でもまぁ、これはぼくのテキストに関しても逆に誰かからそう思われているかもしれないので難しい。最近保守派論壇系発言者のおっちょこちょいぶりが妙に気になる。昔からそうだったかな、と思うと、なんか昔からそうだったような気がする。最近ほどネタにはされていなかった(ネタにするほどの影響力もなかった)、というだけのことで。
 まぁそんなことはどうでもいいや。『魔の山』(トーマス・マン)を早いところ読もう。
 

2006年に出た本のリストをアップしてみました

 以下のところに、2006年に出た本のリストをアップしてみました。
蔵太の蔵
2006年に出た本リスト(タイトル・著者・出版社・ISBN)(tab形式テキストファイル)
 何冊か2005・2007年のが入ってたりするかもしれないし、ISBNの不明な本もたくさんありますが、まぁだいたい72000点ぐらい出版された、というのが去年の状況。
 今年は、11月中旬で65000点ぐらいなので、ひょっとしたら7万点いかないかもしれない、という感じ。
 ちなみに、手元にある一番古いデータによると、1999年で56000点ぐらいだった。
 以下のところに統計があった。
書籍雑誌の発行点数と売上比率:【 FAXDM、FAX送信の日本著者販促センター 】

年       書籍      書籍対雑誌売上比(金額)
               書籍    雑誌
1999年    65,026 冊     40.4 %   59.6 %
2000年    67,522 冊     40.5 %   59.5 %
2001年    69,003 冊     40.7 %   59.3 %
2002年    72,055 冊     41.1 %   58.9 %
2003年    72,608 冊     40.6 %   59.4 %
2004年    74,587 冊     42.0 %   58.0 %
2005年    76,528 冊     41.9 %   58.1 %
2006年      77,722 冊

 なんかずいぶん違う。コミックスとかムックを入れたり入れなかったりしているせいなのか。それにしても5000点も点数違うのは誤差としては大きい。
 ここんとこ、毎年2000点ぐらい出版される本の点数は増えていて、売り上げは全然増えていない(雑誌は落ちている)というのが最近の状況。売れる本は売れる、というのはまぁ、あちこちのブログの閲覧具合と同じようなものです。
 

『図説大江戸さむらい百景』『『性別が、ない!』ということ。』『奪われた記憶 記憶と忘却への旅』

本日の読みたい本・おすすめ版(2007年10月あたり)。

図説 大江戸さむらい百景

図説 大江戸さむらい百景

★『図説大江戸さむらい百景』(渡辺誠/著/学研/1,575円)【→amazon
将軍・大奥から下級武士まで武家生活のすべて。意外と知らない“侍”の実態を100点の写真・図版・挿絵で詳解。
『性別が、ない!』ということ。

『性別が、ない!』ということ。

★『『性別が、ない!』ということ。』(新井祥/著/ぶんか社/950円)【→amazon
ベストセラー・コミック『性別が、ない!―両性具有の物語』では明かされない、もう一つの顔とは!?両性具有ギャング漫画家が軽妙に綴ったリアル・セクマイ論。
奪われた記憶―記憶と忘却への旅

奪われた記憶―記憶と忘却への旅

★『奪われた記憶 記憶と忘却への旅』(ジョナサン・コット/著 鈴木晶/訳/求竜堂/2,730円)【→amazon
『ローリング・ストーン』誌創刊時からの敏腕インタビュアージョナサン・コットは、危険性を知らされないまま、鬱病治療のため、脳にECT‐電気ショック療法‐を施された結果、15年間の記憶を永遠に失ってしまった。本書は、神経生物学者、老年学者、精神医学者、心理療法学者、宗教家と対話し、人間にとって「記憶」とは何かを追求した貴重な記録。