武双山の「ゆるふん」問題

↓読売新聞2001年5月29日の記事より
http://www.yomiuri.co.jp/hito/20010529.htm


 貴乃花の右ヒザ亜脱きゅうは、大関武双山戦で招いた。ケガの一因が、武双山の緩く締めたまわしにあった。「ゆるふん」と呼ばれ、まわしを引いた相手に力を出させない手法でもある。
 右上手を引いた貴乃花だったが、武双山のまわしがわきの下まで伸び、勝機を逃した結果、相撲がもつれてケガにつながった。さらにこの一番、武双山は立ち合いの呼吸も乱した。自分優位に立とうとする駆け引きは、立ち合いの変化などとともに、相撲のだいご味を一瞬にして無にする。
 武双山に限らず、ゆるふん、駆け引きとも上位の力士も多用するのが、今の相撲界の現状でもある。相撲協会時津風理事長も「正々堂々を是とする相撲道に反する行為」としてたびたび苦言を呈してきた。
そうそう、そうでした。「武双山ゆるふん」で検索かけてみて、こんな記事があったんで紹介してみます。これが現在の相撲の衰退につながってるんだから、面白いもんですね。コルクバット以上に後遺症が残った事件です。
ゆるふん」「コルクバット」ともにキーワード登録しておかないと、数年すると何のことか分からなくなるかも知れないな。言葉は残るが、時事的にどんな事件と関係があるのか、が分からなくなるという意味。