拉致判明以降、朝鮮学校生5人に1人が嫌がらせ被害

http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20030620i315.htm


拉致判明以降、朝鮮学校生5人に1人が嫌がらせ被害


 北朝鮮が日本人拉致を認めた昨年9月以後、朝鮮学校に通う児童・生徒の5人に1人が、登下校中に暴言を浴びせられたり、服を着られるなどの嫌がらせを受けていることが20日、首都圏の弁護士14人で作るグループの調査でわかった。

 このグループは同日、森山法相を訪れ、嫌がらせ防止のための啓発活動や対策会議の設置を求めた。

 弁護士グループは今年1―3月にかけ、関東地方の1都6県にある朝鮮学校計21校の児童・生徒を対象に、嫌がらの実態についてアンケート調査を実施した。その結果、回答した2710人のうち約19%の522人が、北朝鮮が拉致を認めて以後、「嫌がらせの被害に遭った」と回答。中級学校(中学校に相当)の女子生徒に限ると、3人に1人が被害を訴えた。

 嫌がらせ被害のうちの約7割は、「お前らを拉致する」「死ね」「朝鮮に帰れ」などと暴言を吐かれたもので、チマチョゴリを切られたり、投石されたりといった暴力的な被害も2割近くあった。

(2003/6/20/21:24 読売新聞 無断転載禁止)

こういうデータを有効性のあるものとして示すなら、文化庁の調査のように、「有効回収数(率)」「調査不能数(率)」も公開しないと駄目でしょう。朝鮮学校の生徒数は、毎日新聞の記事によると「約1万2000人」とのことですが↓
http://www.mainichi.co.jp/news/article/200303/18/009.html
そのうちの「関東地方の1都6県にある朝鮮学校計21校」の生徒数はどれぐらいなんでしょうか。約半分ぐらいなら、「522人」の全体に占める率は「5/60」で、約12人に一人、「暴力的な被害」は約60人に一人、ぐらいになりますか。また、「暴力的な被害」は、アンケートというようなものではなく、「警察庁の調査」でないと本当の数字は分からないのでは(書店の万引きと同じです)。
朝鮮学校生徒2割、嫌がらせ被害 北朝鮮の拉致認定以降(朝日新聞
http://www.asahi.com/national/update/0621/009.html
こちらの記事では、この「弁護士グループ」は「在日コリアンの子どもたちに対する嫌がらせを許さない若手弁護士の会」(杉尾健太郎代表)という名前になってました。そういうデータはサイト作って公開してくれるとありがたいです。
俺の経験や人から聞いた話では、朝鮮学校の男子生徒に「暴言」や「暴力的な被害」といった嫌がらせができるような人間は、その地区の一部の高校生を除いては滅多にいないのでは、と。データ的には、女子生徒に対する、それも「暴言」を除いた「暴力的な被害」の、民間・私的調査ではなく警察庁法務省などによる公的な調査を望んでみたいところです。弁護士14人のかたがたも、それを求めるべきなのではないでしょうか。
しかし何で在日のかたがたは、被害に会ってもそれを警察に訴えないのでしょう。俺にはそう見えるだけで、ちゃんと被害届は出しているのかな。