メガワティ大統領夫妻を迎え宮中晩餐(朝日新聞)

誰が何と言ったか、に関するメモ・その1。
↓記事の全文は以下のところ。
http://www.asahi.com/politics/update/0623/005.html
メガワティ大統領の答礼スピーチは、朝日新聞の記事によると以下の通り。


 続いて大統領が答礼スピーチに立ち、「第2次大戦終焉(しゅうえん)間近のわが国独立の過程における御国の軌跡と役割の存在については、歴史上非常に明白」などとした上で、「更に重要なのは、未来に目を向けること」と述べ、「互いの長所で互いの短所を補い合うことが、これからの御国とわが国の良好な関係構築において特に重要であります」とこたえた。
産経新聞の場合。
http://www.sankei.co.jp/news/030623/0623sha111.htm

 答辞に立った大統領も「新しい価値が次々と生まれ、互いの長所で互いの短所を補い合うことが、両国の良好な関係構築において特に重要です」と強調した。
読売新聞の場合。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20030623i205.htm

 宮内庁によると、天皇陛下は、両国間で人的交流が盛んになり関係が深まっていることを歓迎したい、と話され、大統領も「中高生、大学生がもっと日本に行けるようにしたい」と答えたという。
「更に重要なのは、未来に目を向けること」「新しい価値が次々と生まれ」の部分が気になります。
↓ちなみに、天皇陛下のスピーチのほうは、宮内庁のサイトで見ることができます。
http://www.kunaicho.go.jp/okotoba/okotoba-h15-01.html#0623bansan

私は皇太子であった1962年,父君のスカルノ大統領が国賓として我が国をご訪問になったことに対する答礼のため,昭和天皇の名代として,当時皇太子妃であった皇后と貴国を訪問いたしました。その時閣下は父君と共に,空港で私どもを迎えられ,皇后に花束を渡してくださいました。閣下は十代,私どもは二十代の時のことであります。父君にはジャカルタにおいて丁重なおもてなしを頂き,またボゴールからバリ島への旅にご同行いただきました。そのお気持ちは私どもの心に残るものでありました。その折,貴国の多くの人々に温かく迎えられ,貴国の風物や文化に接したことも忘れられません。
など。割と呑気です。