またまた証拠保全

上記のサイトのテキストにつけた俺のコメントが一つ、なぜか消えていたので、こちらにも保存しておきます。コメント部分のみ。下から読んでください(上が新しいコメントです)


すみません、俺のコメント、消されましたか? システム上の不都合かも知れないので、再掲載させていただきます。

>呼吸障害や腎障害は原爆症の初期症状です。

それは初耳なのです。情報源(ソース)は何ですか? 原爆症に関する症状は、たとえば以下のサイトに記述がありますが。

http://www.pcf.city.hiroshima.jp/peacesite/Japanese/Stage3/3-9/3-9-5-2J.html

サマワからの帰還兵の尿に含まれていたのは紛れもなく「劣化ウラン」です。

それは、そのように新聞が報道しているだけなので、何を根拠として「劣化ウラン」としているかがよくわからないんですよ。「ウラン」と「劣化ウラン」の、尿による違いは何で、それがどれだけ有意の差があるから、兵士から劣化ウランが出たことになる、という記述は、どこかで見ましたか?

>アサフ・ドラコビッチ博士は元陸軍軍医大佐で、いわゆる「湾岸戦争」で使用された劣化ウラン弾の脅威を世に訴え続けている人物です。

この人の検査方法は公開されておらず、かつ他の研究所では出たためしのない「尿検査でウランが出る研究所」の所長として有名なんですけど…。俺の今の感じでは「癌に効く奇蹟の水」を売っている民間療法師と同じぐらいの科学的実証制しかなさそうな。本当にドラコビッチ博士の手法が正しいのなら、特許を取って他の民間機関に同じ方法を取らせればいいですよね。UMRCの検査結果以外に、イラクに行っていた人から、有意の劣化ウランが検出された、という記事もしくはレポートはありますか?

>もし劣化ウラン弾原爆症を引き起こさないと確信しているのであれば、放射能で汚染されたサマワへ行き、自分自身で人体実験をしてみることです。

放射能で汚染されているとはとても思えませんが、劣化ウランそのものには重金属汚染による土壌・水の汚染が懸念されています。反米団体もそちらのほうで責めればいいのに、反核団体も仲間に入れようと考えて、可能性のはっきりしない「放射能汚染」ということを言っているんですね。俺自身は専門家ではないし、専門家は多分「人体実験」については、有意の差が明らかに出ると思えない実験には懐疑的なので(たとえば、タバコを吸う人・吸わない人とか、癌研究には個人差が出すぎます)、人道的な理由はともかく、実験としての人体を供給することについても積極的にはならないでしょう。俺にできることは、ちゃんとした中立的な(政府より・反政府よりのどちらでもない)機関が、ちゃんとした現地での研究結果を出すことをサポートすること(具体的に何か、そういう動きが出たらサポートするよう呼びかけること)と、研究結果が出たら自分のサイトで、自分のサイトを見ている人にお知らせすることですかね。

投稿者: 愛・蔵太 (April 20, 2004 09:19 AM)


>しかし、これらの症状って、特に「原爆症」と結びつくような症状じゃないんですが。むしろ重金属による障害(特に腎障害などは)という可能性のほうが高いと思います。

 実におめでたい意見です。「原爆症」を「重金属による障害」と言いかえただけにすぎません。通常生活者の尿中にウランが含まれるというのは聞いたことがありませんが、サマワからの帰還兵の尿に含まれていたのは紛れもなく「劣化ウラン」です。現地の生活圏が劣化ウラン弾による放射能で汚染されていることが証明されたことになります。呼吸障害や腎障害は原爆症の初期症状です。これから先、癌・白血病・免疫不全など深刻な病気が「ヒバクシャ」たちを待ちかまえています。

>この記事で「劣化ウラン弾でヒバク」と煽っているのは、反米・反核団体が中心ですよ。

 アサフ・ドラコビッチ博士は元陸軍軍医大佐で、いわゆる「湾岸戦争」で使用された劣化ウラン弾の脅威を世に訴え続けている人物です。核兵器を推進する米国政府から当然のごとく疎まれています。米国政府は、自分たちの都合にそぐわない研究成果を認めません。そして劣化ウラン弾を今後も使用し、地球環境を放射能で汚染させ、原爆症によって苦しむ人々を増やし続けるでしょう。

 もし劣化ウラン弾原爆症を引き起こさないと確信しているのであれば、放射能で汚染されたサマワへ行き、自分自身で人体実験をしてみることです。原爆を投下された国に住みながら、放射能に対してさしたる脅威も感じない人は、惨禍からなにも学ぼうとはしません。政府のデマゴーグを真に受けるしか能がないのでしょう。

投稿者: kaziti (April 20, 2004 05:03 AM)


こんにちは。

>4月3日付「ニューヨーク・デイリー・ニュース」が、ウラニューム医療研究センターのアサフ・ドラコビッチ博士らが、イラクサマワから帰還した憲兵隊員9人中4人の尿から劣化ウランを検出したことを報じました。

それの元記事はこちらですね。

http://www.nydailynews.com/04-05-2004/news/story/180644p-156921c.html

>彼らは頭痛・関節痛・呼吸器障害・腎障害を発症しています。

しかし、これらの症状って、特に「原爆症」と結びつくような症状じゃないんですが。むしろ重金属による障害(特に腎障害などは)という可能性のほうが高いと思います。この記事で「劣化ウラン弾でヒバク」と煽っているのは、反米・反核団体が中心ですよ。

とりあえず、どれぐらいの劣化ウランが、尿から検出されたか、ってのはご存じですか。俺は、UMRCのサイトも新聞記事も見ましたが、それについて触れているテキストはありませんでした。通常値と有意の差が認められるデータが、そもそも存在するんでしょうか。通常に生きていても、微量のウランは、人間の尿からは検出されるんですが…。

投稿者: 愛・蔵太 (April 20, 2004 12:17 AM)


劣化ウラン弾について科学的な根拠が示さないまま議論していませんか?

 4月3日付「ニューヨーク・デイリー・ニュース」が、ウラニューム医療研究センターのアサフ・ドラコビッチ博士らが、イラクサマワから帰還した憲兵隊員9人中4人の尿から劣化ウランを検出したことを報じました。彼らは頭痛・関節痛・呼吸器障害・腎障害を発症しています。憲兵隊員は戦闘に加わることもなく、サマワに入った時期も比較的遅かったのに被曝していたのです。当然のごとく、米国内でも大問題になりつつあるようです。自衛隊隊員も人ごとではありますまい。
 しかし、最も深刻なのは直接劣化ウラン弾を浴びせられたイラク人たちの被曝状況です。米軍がベトナム侵略の際にまいた「枯れ葉剤」以上の深刻な事態となっていると思われます。

 それと、私は別に「議論」しているわけではありません。

投稿者: kaziti (April 18, 2004 10:23 PM)


劣化ウラン弾について科学的な根拠が示さないまま議論していませんか?
kazitiさんのエントリー内にも、科学的なもの(数字など)が出てきませんが、それが説得力を欠く原因となっていると思います。

投稿者: m (April 18, 2004 08:22 PM)

なんか、この人もコメント欄をまるまる取っ払いそうな予感。
あー、ついでにトラックバックもひとつ飛ばしてみました。