今井紀明くんの本を読んでみる

彼の著書『ぼくがイラクに行った理由』(コモンズ・本体1300円)は、どうも読まずに目次だけでネタにしているサイトが多いようですが、俺は一応、劣化ウラン弾に関する章だけ読んでみました。評価的には、その部分に限定すれば60点(かろうじて及第点)という感じでしょうか。はっきり言って朝日新聞に掲載された、弁護士・伊藤和子さんの劣化ウラン弾に関するテキスト(http://d.hatena.ne.jp/lovelovedog/20040128#p1で紹介しています)より、かなりマシです。
やはり、ダグ・ロッケダグラス・ロッキー)氏の言っていることを紹介している部分が、俺的には無駄というか。まぁ、基本的にドラコヴィッチ博士、ダグ・ロッケダグラス・ロッキー)氏、ヘレン・カルディコット博士、それにローレン・モレ氏の4人の発言・証言を「劣化ウラン弾放射性物質としての危険の例」として語っているテキストについては、俺自身の中で評価がとても低いです。
↓これについては、俺の以下のテキストを参考のこと
http://d.hatena.ne.jp/lovelovedog/20040220#p1
彼が自分自身の解釈で「劣化ウラン弾」について語っている内容は、放射性物質であることにこだわっている部分を除けば、意外にもまぁまぁです。今日はちょっと、本が手元にないので、また明日にでも。