2005年1月30日「報道2001」の一部テープ起こし(テキスト化)がされたのですが

↓こちらです
CX報道2001「NHKvs朝日新聞 OBに問う」書き起こし(Doblog - そもそも無題ですが何か?(仮題) -)
ここで、安倍晋三氏生出演前の、川崎泰資氏(NHKOB)、下村満子氏(朝日OB)出演部分がテキスト化されてます。
個人的に面白かったのは、川崎泰資氏の発言のこの部分でしょうか。

川崎:それは、涙の会見をした、あれで解るでしょ。日常的に介入はあるんですよ。
黒岩:じゃあ、今回だけじゃなくて。
川崎:なくて。それを跳ね除けるのがジャーリズムの仕事なんですよ

で、そのあと、黒岩氏、

川崎:私個人、いくらでも経験してますし、自分自身も、それをもってひどい目に遭っている訳ですから、ええ。それはもう・・・
黒岩:政治的圧力を受けた。
川崎:受けた、もちろん受けましたよ。
黒岩:恒常的に受けていた。
川崎:ええ、恒常的にあるんですよ。
黒岩:そのとき、どう対応されましたか
川崎:そりゃ当然ね、その、その場その場で、ポストポストによって対処の仕方が違うんですよ。普通のジャーナリズムというのはね、権力から介入を受けるのは当たり前、と覚悟でやらなきゃいけないんですよ。

(プッ…)

黒岩:そのとき、どうしますか
川崎:そのときに、自分の立場で。例えば、一デスクなら、一デスク。一部長なら、一部長。ね。報道局長なら報道局長の段階で、戦うやり方が違ってくるんですよ。
黒岩:今回、戦わなかった。
川崎:戦ってないでしょう。戦ったのは現場の人だけでしょう。現場の、涙を流して告白をしたね、長井君っていうのがね、戦ったんですよ。
黒岩:そしたら、NHK内部の問題って、非常に大きいですね。

(川崎、オマエモナー)
カッコの中は多分、黒岩キャスターの心の声。
まぁ、「戦わなかった」から、この川崎さん、無事にNHKのOBという立場でいられるんだろうなぁ、という感じでしょうか。
安倍晋三氏出演の部分のテープ起こしも、誰かがやってくれたり、「ここにあるよ」って情報をいただけるとありがたいです。どうしても出てこないようなら、俺がやってもいいんですが、ビデオからだと少し面倒くさい。