これはシリーズ連載みたいな感じの「本屋ミシュラン」

勝手に本屋ミシュラン#26 マナハウス(←本屋のほんね)
とりあえず、名古屋の書店を紹介している奴をピックアップしてみました。元は山一証券のビルで、書店を経営している母体がソフトハウスという異色な本屋さんです。

実はマナハウスが凄いのはシステムです。何せ親会社はソフト開発会社。取次のシステムが気に入らなければ、全部自分で作ってしまいます。コレがどれだけ凄いことか。ではその凄さの一端を。

何でもいいので、先ほどのホームページ上で本の検索をしてみましょう。すごい反応スピードで書名一覧がでましたね。この時点で在庫の有無がわかります。「有」になってるタイトルをクリックして詳細画面を見てみましょう。本の表紙画像DATAが出て、在庫冊数までわかるはずです。ちなみにこの冊数は現時点のリアル在庫です。誰かが1分後買うと変動します。在庫状況の隣には棚番号というのがありますね。何階のどの棚に置いているのか表示されています。さらに「棚位置表示」をクリックしてみましょう。はい、店のレイアウト図と棚位置が表示されました。これ社内LANじゃなくてインターネット上ですよ。しかもおそるべき超高速レスポンスです。

つまり、マナハウスは日本で最先端の書店の管理システムをたった数年で作り上げてしまったわけです。表紙の画像DATAは、全部自店で入荷したものをスキャニングしてDATA化しています。マスタも同様です。これはメトロより凄いですよ。おそるべし名古屋人。おそるべし利益度外視。

あまり他の書店経営の参考にはならないかも知れません。
↓その他の書店に関しては、当該サイトを「勝手に書店ミシュラン」で検索すればいいかと。
http://d.hatena.ne.jp/chakichaki/searchdiary?word=%be%a1%bc%ea%a4%cb%cb%dc%b2%b0%a5%df%a5%b7%a5%e5%a5%e9%a5%f3