産経新聞の誤報と歪曲報道二つ

俺のサイトを見ている人は当然見ていると思いますが、別サイトのご紹介。
木走日記 - 「靖国参拝」・・・親日派にトドメを刺した産経新聞のプチ誘導
週刊オブイェクト: 秋篠宮殿下の発言を捏造した産経新聞
↓両方扱っているブログはこちら。
不可視型探照灯 産経新聞「第14回地球環境大賞・秋篠宮殿下のお言葉」が自社礼賛発言に
不可視型探照灯 趙英男氏が番組降板に至る原因となった記事の推移を眺める
この4つのエントリーはどれも長文で、事実の分析と紹介が巧みで、読ませるテキストになっていて、俺のほうではあまりつけ加えることはなさそうです。そこらへんのネタ掘りと分析を、俺のほうももう少し一生懸命やらないといけないです。ていうかもう、こういうサイトがどんどん増えると、俺のほうはそこ紹介するだけのポータル・サイトになっちゃってもいい、みたいな感じです。
↓あとこれ、重要。
週刊オブイェクト: 秋篠宮殿下の発言を捏造した産経新聞

紙媒体の新聞や週刊誌では、出してしまった後は回収や訂正記事を載せるなどして何らかのアクションを起こさなければなりませんが、Web上の記事では「記事を消してしまえば無かった事になる」という考えがあるのか、アナウンス無しの訂正・削除が新聞社Webサイトですらよく見受けられます。これは何かの甘えではないでしょうか。新聞社はWeb記事も紙上の記事と同様の物として扱うべきであり、安易な気持ちで記事を書き換え放置する事は、やってはならないことだと思います。

俺もテキスト訂正は、元テキストに斜線を入れたり、「追記」のような形で補足したりして、極力元テキストが残るようにしています。そのときはいい考えだと思っても、あとでとんでもない間違いだったりすることが分かったりするわけで。ニュース(時事)を扱っているサイト・ブログは、多分俺と同じようなやりかたをしているところが多いと思います。
 
えー、メキシコの砂漠には「そのときはいい考えだと思ったサボテン」というのがありまして、なぜかそのサボテンを見た人はそれに抱きつきたくなってしまうらしいです。トゲトゲになってしまった人はあとで必ず「そのときはいい考えだと思ったんだ」というらしいです。(元ネタは多分吾妻ひでお。さらに元ネタは夏目漱石の『猫』に出てくる「首くくりの松」)。