鮎先生(小倉秀夫先生)のブログ、ひとつ終了

小倉秀夫の「IT法のTop Front」:Au Revoir!!

Hotwiredの特別企画として開設されてきたこのblogですが、Hotwired Japan 側のリニューアルに伴い、今月いっぱいで終了することとなりました。

だそうです。ずいぶん急なように思えましたが、前からあった話でしたか。
幻影随想 別館: 小倉弁護士のITブログが終了する件について

それにしても、BENLI BLOGでの著作権に関する小倉先生の論は結構まともで読み応えがあるのでその気になればきちんと議論できる人のはずなんだけどねぇ。
なんだってHotWiredでは挑発を繰り返して自ら炎上を招くようなことをしたのやら。

俺もあちらのブログの「炎上」の理由は不明でしたが、負けず嫌いな性格だったんでしょうか。燃料がばりばり投下されて、匿名の火付け人が殺到していたころは、コメント読むのにうんざりしていてほとんど追ってなかったんですが、最近は量はあいかわらずでも、そんなにムチャクチャなものばかりでもないような気もします。
↓このエントリーに対して
小倉秀夫の「IT法のTop Front」:汚れたどぶ川には、清冽なる鮎は住めない

実際、現状では、匿名の卑怯者たちからネット上で執拗に誹謗中傷されることへの耐性がないであろう知人(まあ、普通はそうですね。)にblog開設を勧めることを躊躇せざるを得ないですし、blogを開設したいという友人に対してはコメント欄は閉じておいた方がよいと忠告せざるを得ないのが実情です。

↓こんなコメントとか(匿名中心)

水質が汚濁する最大の理由は植物プランクトン(アオコなど)の増加にあります。バイオマニュピレーションで水質を改善する方法で最も有効なやり方は、この植物プランクトンを食べる動物プランクトンを増やす方法。即ち、動物プランクトンを食べる小魚の数を減らすやり方です。定番は、実は魚食魚(フィッシュイーター)を放す方法なんですね。白樺湖ではワカサギを減らす為に、実際に三種類の外来魚食魚を放しました。意外にもブラックバスはあまりワカサギを捕食してくれず、レインボートラウトも効果は無く、ブラウントラウトが最も効果的にワカサギを捕食してくれたそうです。

あと、インターネットが普及して、匿名掲示板のようなものができる前の世の中って、今の世の中より良かったですかね。そんなこともないと思うんですよね。新聞記者だとか、職業的に身分を保証されている人だけが世論を支配していた世の中って、やはり怖いと思います。

それはそうと例え話は比喩の妥当性に論点がシフトしがちですから止めておいたほうがよろしいかと存じます。

↓まぁ、小倉先生のブログ・ネット内テキスト発表活動は以下のところで今後も続くみたいなので
BENLI BLOG
Annex of BENLI
Hotwiredからの依頼・企画ブログ」というワクを外れての、今後の活躍に注目してみたいと思います。