なんか怪しい沖縄戦の「集団自決」

ということで、今はmixiのこんなところにもいたりするわけですが。あ〜、mixiやってなくて、興味のある人は遠慮なく私にメールください。メールアドレスは「プロフィール」のところにあります。

沖縄の「集団自決」について考える

これは、ある程度まとまったら、自分のテキストだけこちらの日記にも転載してみます。

要するに、沖縄で民間人がおこなった「集団自決」に関して、軍の関与・強制があったのか、ということに関する話ですが、俺の判断では、あれは極限状況下におかれた集団パニック・ヒステリーのようなものだという感じです。そりゃ「みんな死んでますよ」と言われると死ぬのが日本人の特性なわけで。まぁ、関与・強制の有無という点では「従軍慰安婦」と通じるものがあります。

で、気になったのはこの記述。

沖縄と憲法

チビチリガマは米軍上陸当日、米軍に発見された。生か死かと騒然とする中、1人の男が布団や毛布などを山積みにして火を付けた。その男は、以前中国戦線にいたため日本軍が中国人を虐殺したのと同様に、今度は自分たちが米軍に殺されると思い込んだという。男性は耳をそがれ、女性は強姦されると言った。

(太字は引用者=俺)
この、「日本軍が中国人を虐殺したのと同様に」というのが、テキスト製作者の解釈(思い込み)なんじゃないか、という話。
まず、俺は日本軍が捕虜の耳をそいだ、という情報を知りません。誰か知っている人がいたら教えてください。捕虜ではなく、スパイ(軍服を着ていない軍属の人?)を公開処刑・斬首にした、という例はいくつか見ましたが。
↓こんな、実際に自分で見たことがあるわけではない中国の人のは論外。
中国

さればこそ、日本軍の「残虐行為」が針小棒大に、あるいはでっちあげられて子供たちに教えられ、この連載のなかにも触れているように、反日愛国教育を受けた22歳のOLが「日本人は異常な民族と思った」と言い、20歳の女子大生が「中国人は日本人に耳をそがれ、腹を割かれ、首を切られ、殺された。日本の侵略だけは絶対忘れない」と「教科書にある通りの言葉」を繰り返すのも無理はない。

中国の教科書に何が書かれているか、ものすごく興味を持ちましたが、それはさておき。
具体的に読谷村チビチリガマの「集団自決」の現場にいて、生き残った人の証言は、たとえばこんな感じ。
読谷村史 「戦時記録」上巻 第二章 読谷山村民の戦争体験 第三節 それぞれの体験

「※※ちゃん頑張るんだよ、大和魂で負けたらいかんよ。最後の最後まで頑張らんといかんよ。最後はどうなるか分からんし、私もどうなっていくのかわからんけど、もし戦争に負けることになったら、生きるんじゃないよ。自分で死んだほうがいい、捕虜になったら虐待されて殺されるんだから」彼女はそう言うと、満州」で「支那事変」帰りの兵隊に聞いた「戦場での女の哀れ話」を私にも話して聞かせるのでした。その話は非常に恐ろしく、敗戦国の女性がどんな目に遭うのか私にまざまざと感じさせるものでした。

(太字は引用者=俺)
この「「満州」で「支那事変」帰りの兵隊」が、看護婦の人(および彼女を通して、生き残った人)にどのような話をしたのか、とてもものすごく興味をもって知りたくなったのですが、それに関するものは見当たりませんでした。
で、mixiの意見なども参考にして俺が推測したこと。
チビチリガマで話されたことは、「日本が中国人に対してしたひどいこと」ではなく、「戦争に巻き込まれた一般人が、どんなひどい目に会うか(実際に中国であったか)」ということなのでは。
推測の理由は、
1・「日本の軍隊が耳をそいだ」という例が見当たらなかった
2・負け戦のさなかにある人なら「自分たちのしたひどいこと」ではなく「自分たちがされそうなひどいこと」の話をするほうが、可能性は高そうだ、という人間心理
3・イデオロギーを持っている人(今回の例では、反戦反日な人)は、イデオロギーのために事実を歪曲・捏造・創作・勝手な解釈したりすることもしばしばある
などなど。
で、ここですでにもう知っている人は知っているけど、知らない人は本当に知らない、「戦争に巻き込まれた一般人(日本人)が会ったひどい目」の例を引用します。
そう、尼港・済南・通州事件ですよ。
尼港事件

「救援部隊来着近し」の報を受けた武装組織は、中国人の妻妾となっていた14名以外全員を虐殺したのです。
唯一生き残った彼女らの話では、犠牲者たちは、両目を抉り取る、5本の指をバラバラに切り落とされて刺殺される、金歯があるものはあごから顔面を裂かれて抜き取られる、女は裸にされ凌辱された上で、股を裂かれ、乳房や陰部を抉り取られるなどの方法で殺されました。
獄舎の壁には血痕、毛のついた皮膚などがこびりついており、被害者の手によると思われる鉛筆書きで「大正9年5月24日午後12時を忘れるな」と書かれていました。

現代史(4)・済南事件

「腹部内臓全部露出せるもの、女の陰部に割木を挿込みたるもの、顔面上部を切落したるもの、右耳を切落され左頬より右後頭部に貫通突傷あり、全身腐乱し居れる者一、陰茎を切落したるもの二、」とある。

支那人が避けて通る恥部 ── 通州事件

通州を襲撃した支那保安隊は、多勢にものを言わせて日本軍守備隊を全滅させ、余勢を駆って、何とあろう事か、日本人居留民をも「標的」にしたのです。支那保安隊は、日本人居留民を通州城内に全員集め、城門を閉めた上で(要は城外へ逃げられない様にして)、日本人居留民の住宅一軒々々に火を放ち、女性には暴行を加えた上で局部に丸太を突き刺す等して殺害、子供は両手・両足を切断し、男性には首に縄を巻き付けた上で引き回す等、「残虐」の限りを尽くしたのです。

残虐目を覆う通州事件

孫・・・虐殺って、どんなことをしたんですか。
私・・・うん、あんまり凄いんで、言うのも憚られるんだがね。女という女は全部裸にされて辱しめを受け、その上、局所を切り取られたり、箒を押し込まれたりしていたそうだ。そのほか鼻に牛のように針金を通された子供や、目玉をくり抜かれた人など、見るも無修な情況だったようだ。
孫・・・よくそんなことが出来ますね。
私・・・中国兵には時々、そういう猟奇的な殺人が集団的に見られるようだね。日本の兵隊はそういう殺し方はまずしない。一刀両断バサッと斬るとか、銃剣で一突きで殺すとか、ホラ、テレビで見る昔の戦争のやり方さ。そのへんが国民性の違いかも知れないがね。とに角ひどい殺され方をしたわけさ。

何か読んでいくうちにだんだんものすごく嫌な気持ちになりますが、中国の人があまり変わっていないようなら、中国の人と戦争にはならないようにしたいと思いました。というか、戦っても負けないぐらいの軍事力をつけなくては、みたいな感じですか。