日本国内で反ユダヤ主義と親和力があるのはむしろリベラルのほうだったり

オオツカダッシュ:現代日本における反ユダヤ主義に対する仮説

それでやっと本題である。僕はこの騒動のさなか、あまりにも拡散しすぎた運動が反ユダヤ主義と結びつくのを確かに見た。それが現在のネット右翼的な風潮と反ユダヤ主義が結びつくのを見た始めの気がする。その後、本流ではないが、確実に反ユダヤ的な空気と言うのはネット右翼的なものと結びついている。

これに対する真逆な展開があるわけですが。
この記事関連で。
ホロコースト否定の英歴史学者、オーストリアで禁固3年

ホロコースト否定の英歴史学者オーストリアで禁固3年
2006年02月21日10時48分
オーストリアの首都ウィーンの州裁判所は20日、ナチス・ドイツによるホロコーストユダヤ人大量虐殺)を否定する発言をした罪に問われた英国の歴史学者デビッド・アービング被告(67)に禁固3年を言い渡した。同国では、ホロコーストを否定する言論は法律で禁じられている。
同被告は89年、オーストリアで行った講演で「アウシュビッツガス室は存在しなかった」などと述べた。この発言に対するオーストリア当局の逮捕状が出ていたため、05年11月に同国を再び訪れた際に逮捕された。
この日の裁判では、同被告は「ガス室の否定は間違っていた」などと主張したが、裁判官は「考えが本当に変わったとは認められない」と判決理由を述べた。被告側は控訴する方針だ。
同被告は00年、「ホロコーストの否定者」と決めつけたとして、米大学教授を相手取って名誉棄損訴訟を英国で起こしたが、訴えは退けられた。 イランのアフマディネジャド大統領がホロコーストを否定する発言をして国際社会から批判を受けている。イスラム預言者ムハンマドの風刺画問題が起きた後、言論の自由ホロコーストの問題を取り上げる声がイスラム圏の一部に起きており、判決は論争に一石を投じそうだ。

この人の書いた本。
デイヴィッド・アーヴィング(David Irving)
えー!? 『ヒトラーの戦争』とか知ってるよ。ひょっとして読めなくなってしまうんですかね。
この人のサイト。
David Irving's index to items on Adolf Hitler
urlが「Hitler」とか、なかなか楽しそうなサイトです。
で、それに対する「阿修羅掲示板」の意見。
デヴィッド・アーヴィングはガス室は存在しなかったとか喚いてた歴史修正主義者(年貢の納め時) あめぞうもなー

投稿者 あめぞうもなー 日時 2005 年 11 月 19 日 16:00:35: Iw3tFes2YR0X.
(回答先: デヴィッド・アーヴィング逮捕される(コリエレ速報) 投稿者 kamenoko 日時 2005 年 11 月 18 日 02:37:45)
デヴィッド・アーヴィングは札付きの歴史修正主義で、強制収容所ガス室は存在しなかっただとか、あるいはホロコーストなんてでっち上げと以前から大声で喚いてた奴ですよね。年貢の納め時ですよ。
捕まってどうなるか見物です。裁判でもホロコーストはなかったと主張し続けると、かなり重い刑罰を科される可能性があります。それを避ける為に、あっさりと「私は間違っていました」と陳述して、とりあえず一時退却するのか、あるいはそのまま主張を続けて監獄に行くか。デヴィッド・アーヴィングの性格を考えるとムショ行きは免れないような気もいたしますが。
ところで、デヴィッド・アーヴィングを逮捕した法律、歴史修正主義を処罰する法を日本でも作れないものでしょうか。逮捕するのは南京虐殺がなかったとか、あるいは従軍慰安婦がなかったとか言ってる連中。政治家では安倍ジョンイルとか町村あたりが、あるいは漫画家では小林よしのりあたりが、どんどんパクられたら、世界に向かって過去の軍国主義と決別してるというアピールになる。
まあその際には木村愛ニ氏もパクられるでしょうが・・・。というか今でも氏は危ない。ホロコースト否定論者でもあるから。ドイツやオーストリアには足運べないでしょうね。恐くて。いや行きたくなくても拉致されたりして。モサドに眠り薬し込まれ、気付いたらオーストリア、即、逮捕なんて・・・。あるかなあ。

この人は歴史修正主義者が嫌いみたいです。
で、それに対する木村愛二さんのレス。
創価学会はシオニストと手を組んでいる。 木村愛二

投稿者 木村愛二 日時 2005 年 11 月 21 日 16:49:17: CjMHiEP28ibKM
(回答先: デヴィッド・アーヴィングはガス室は存在しなかったとか喚いてた歴史修正主義者(年貢の納め時) 投稿者 あめぞうもなー 日時 2005 年 11 月 19 日 16:00:35)
調べてから発言しなければ、朝日の本田雅和同然じゃよ。
創価学会シオニストと手を組んでいる。
学会員なのかな。

ふーむ…。
創価学会 シオニスト - Google 検索
こんなのとか。
世界中でシオニスト強奪政権を糾弾する日 『QUDS』 : 反米嫌日戦線 LIVE and LET DIE(三流偏向不公正独断蝦夷自分趣味) -北国tv(なぜか消えてるけどキャッシュ)
「反米嫌日戦線」というサイト名とか、他のテキストを見ると、このサイトの人はどう考えても右翼ではありません。
こんなのとか。
「ヘブライの館 2」(THE HEXAGON)
日本に圧力をかけるシオニスト組織「SWC」
第4章:「SWC」と「創価学会」の連携

●ところで、「マルコポーロ廃刊事件」の時、「SWC」の背後で「創価学会」が暗躍していたという情報がある。『マルコポーロ』の記事を最初に「SWC」に告発したのは「創価学会」の信者だったという
また、『マルコポーロ』廃刊号には、ガス室の記事と並んでもう1つ重大な記事が掲載されていた。それは、「徹底調査・新興宗教に入っている有名人一覧」という記事である。この中で、創価学会に入信している有名人がリストアップされていたのだ。(創価学会日蓮宗破門も詳しく報じられていた)。
マルコポーロ』が廃刊になったのは、ガス室の記事よりも、この有名人信者の「一覧リスト」が原因だったとの見方がある

なんだか、どんどんこわいサイトに行っているみたいなので、注意しながら。
また、阿修羅掲示板に戻って。
ブッシュの背後のユダヤ・シオニスト暴力勢力は、統一・創価の在日犯罪勢力と連携している。

(前略)
911テロは、勿論、ブッシュ政権の内部犯行である。
ブッシュ政権は、「ユダヤ色」を巧妙に隠したユダヤシオニスト犯罪者政権である。
ビン・ラディンは「敵役」としてのユダヤCIAの協力者である。
◎ロックフェラーは、「大イスラエル帝国」を建設しようとしている。
◎ロックフェラー、ブッシュ、文鮮明は、麻薬の世界の寡頭独占者である。

(後略)

最後に「こういう妄想を垂れ流すトンデモさんがネットにはいるみたいだが、大笑いである」とかつくと思ったら、そういうことはありませんでした。
まぁ、ネタ元が阿修羅なんで一般化できるかどうかはともかく、
反米・反帝→反日→反ブッシュ・反小泉政権
の流れから、「反ユダヤ(主義)」という流れも、阿修羅道として自然に出てきます。
ということで、最初の、
オオツカダッシュ:現代日本における反ユダヤ主義に対する仮説

それでやっと本題である。僕はこの騒動のさなか、あまりにも拡散しすぎた運動が反ユダヤ主義と結びつくのを確かに見た。それが現在のネット右翼的な風潮と反ユダヤ主義が結びつくのを見た始めの気がする。その後、本流ではないが、確実に反ユダヤ的な空気と言うのはネット右翼的なものと結びついている。

に関しては、「そんなことはありません」と明言しておきます。要するに、右も左も「行きすぎてしまったヘンな人たち」というのは存在する、ということですね。
(若干文章に手を入れてみたけど、まだ直すかもしれない)