ブログで何かをやりたい人は、まず何をやってはいけないかを知ってからやって欲しい

現在炎上中なのは、以下のブログのようですが、
 元日本テレビアナウンサー・記者 藪本雅子ブログ
あんまり「ネット右翼」とは関係ないような気がします。前にもぼくが言った「田舎の頭のいい中学生」によるコメント集中でしょうか。
 元日本テレビアナウンサー・記者 藪本雅子ブログ:おことわり

おとといだったかな、このブログに盗撮のことで思うことを書いたら、
何だか大変な勢いでコメントが入って収拾がつかなくなってしまった。
とても全ては読みきれなかったけれど、非常に不愉快なものが多かったので
申し訳ないですけれど、本文ともども、削除させていただきました。
私の書いたものは、おそらく、どこかに残っているでしょ?
このブログは私が個人的に楽しんで書いているだけのこと。
このページをあけるたびに、いやーな気分になりたくないもので。

はてなブックマーク -  元日本テレビアナウンサー・記者 藪本雅子ブログ:おことわり

2006年05月22日 cess ▼ 志村それ灯油!灯油!

灯油というよりガソリンです。
引用を続けます。
 元日本テレビアナウンサー・記者 藪本雅子ブログ:おことわり

と思ったのですが、削除した途端に、それがまた火に油だったようで、
一体私はどうしたらいいんでしょうか。
コメント欄に、記事の一部を載せた人がいますが、
「編集」されていて、かえって誤解を与えますので、
この際、もう少し掲載しておきます。
逃げも隠れもいたしません。

もう少し掲載されることになった元テキストは、こちらです。
 元日本テレビアナウンサー・記者 藪本雅子ブログ:盗撮で思う
いつまで載っているかは不明ですが、元テキストはどうせあちこちに転載されることだろうから、こちらでは省略なのです。
「一体私はどうしたらいいんでしょうか。」とのことですが、それはブログをはじめる前に、「ネットで個人的な意見を述べる際の注意点」と「問題が起きる前に考えておかなければならないこと」を、ブログをはじめていて特に問題を生じていない「それなりに知名度のある人」に聞いておかなければならないことで、もう炎上してからでは手遅れのような気がします。
同程度に一般ユーザーには刺激的なことを言っていながら、コメント欄が炎上しない人というのもいるので、それを参考にしてみるといいかもしれませんね。キーワードは「ポジショントーク」でしょうか。
mumurブルログ:元日テレの薮本アナ 「盗撮の炭谷宗佑は社会的制裁を受けた」

マスコミ業界内での相互監視システムと自浄作用が期待できないのであれば、マスコミを監視する新たな機関が必要になってくる。というか、インターネットがこの役割を果たしているわけだが、ネット登場以前に一般に知られていない同類の事件がたくさんあると思うとゾッとする。

藪本雅子さんには、以下のようなことを言っている弁護士の発言についてどう思うのかお伺いしたいところです。
たかじんのそこまで言って委員会:「メディアのヘタレ」(NTV社員による盗撮報道関連)::マスコミ関係

▼橋下
で、日本テレビの方の見解としては、『プライバシーの問題だ』ということを言ったんですが、元々取材・報道というものは、他人のプライバシーを暴くことがね、取材・報道のもう、使命なわけなんですね。
で、僕らはやっぱそれはまずいんじゃないか、ということで「実名やめてくれ」「プライバシーを守らなきゃいけない」ということをさんざん言ってたのに、やっぱり報道側の方はプライバシーよりも「知る権利だ」「報道の自由だ」ということを言ってたわけで。
ここでもし放送局が、自分の社員のそういう風な不祥事に関してプライバシーということを持ち出すんであれば、もう取材とか報道は・・・その機関ではなくなる。

「マスコミ監視システムとしてのネット(個人ブログ)の役割」については、また別の機会に。
(2006年5月22日)
 
(追記)
以下のところで「隠しポジショントーク」みたいなことに関する補足があったみたいです。
 元日本テレビアナウンサー・記者 藪本雅子ブログ:返信
 
(追記)
こちらも参照。
404 Blog Not Found:Welcome to Blogosphere, Yabumoto-san

とはいえ、藪本雅子(あえて敬称略)には見所があると思う。

「編集」されていて、かえって誤解を与えますので、
この際、もう少し掲載しておきます。
逃げも隠れもいたしません。

これは基本中の基本なのだが、この基本すらわからない massmedia に blogosphere は辟易しているのだから。 blogsphere における massmedia に対する不信の根源は、そこにあるのだ。
 
都合が悪くなると、逃げる、隠す、なかったことにする。
 
それによる問題点に気がついただけでも、一歩前進だと思う。
 
massmediaがこれからなくなる事はないだろうが、しかしmassmedia従、net media主の時代はすぐそこまで来ている。私としては、その変遷がなるべく graceful なものであって欲しいと思う。

 
この話は、以下のテキストに続きます。
http://d.hatena.ne.jp/lovelovedog/20060529#p1