ブックマーク・RSSから(2006/09/11)
あとでぼくのブックマークに入れたり入れなかったりするものの候補です。
ミラーサイトとのアクセスバランスがあまりよくないので、元ネタリンクしていただけるようなら以下のところにお願いします。
→愛・蔵太の少し調べて書くblog(今のところ、あちらのほうをこちらより少し早く更新するようにしています)
出版トピック : 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE(読売新聞):倫理観なき時代 木下惠介再び輝く
↑『天才監督 木下惠介』(新潮社)を出した、作家の長部日出雄さんが熱く彼の魅力について語る。
「木下さんは、反権力、反権威、反体制を旗印に掲げる進歩派が少なくなかった時代に、『親に観せられないような映画なら作らない』と公言した監督で、常に弱い人の側にある人だった。だからこそ、日本人の大半が苦しかった敗戦の後には支持された。それが戦争の記憶が遠ざかり、日本人から苦労という言葉が無くなるにつれ、木下作品も忘れられた。しかし、倫理の大切さが失われている今こそ見直されるべき」
圏外からのひとこと:検察が印象操作に必死なのは煽り耐性が低いからかも
↑ホリエモンのやった悪いことについて、多少の捏造を交えながらも語ろうとする検察の動機や気分とは何か。
検察に限らず、日本で偉い人は、下の者の感情論に配慮しながら、権力の階段を昇りつめている。だから、ネットでいろいろツッコミを入れられるのが我慢できないし、それが具体的な権力基盤の崩壊につながることへの危機感が必要以上に強いのだ。特に、検察は純粋まっすぐ君が多いので、せっかく逮捕したホリエモンに、国民が悪感情を持ってくれないと不安になるのかもしれない。
【無料ブログ比較なら】まあ待て、ブログを借りる前にここを読め。:どのブログも必ず短所があって万人におすすめできるブログってのはなかなかないという話。
↑2006年初頭段階での各ブログの状況。ライブドアはその後どうなっているんでしょうか。
なんかブログを「万人向け」「無難」という観点で選ぶと、どこも明確な短所があって「これだ!」というのが非常に決めづらいです。その短所さえ直れば超おすすめのサービスになるのにっ!というブログもけっこうあるのにもったいない。
任天堂雑学:任天堂の財務体質
↑ものすごい会社になっていることだけは確かです。これに勝てる会社(ゲーム会社)ってあるんだろうか。
任天堂のバランスシートで目につくのが現金・預金の多さだ。絶対額で見ればそれほどでもないが、一人当たりに換算した額、総資産に対する比率では群を抜く。
トレンディ・ドラマにみる現代社会とマス・メディア
↑1992年、トレンディ・ドラマ黄金時代に書かれた卒論です。いろいろな文学的視点の分析も面白いです。
これは、成城大学文芸学部マス・コミュニケーション学科を卒業した時に提出した卒業論文です。今、振り返ると、これほど単純で幼稚で未熟なものはないなあ、との思いは強いのですが、本を読んだり、文章を書いたりするのに夢中だった頃、そんな頃の小さなお気に入りでもあります。
キネマ旬報「オールタイムベスト・ベスト100」日本映画編(1999年版)
↑外国映画のベスト100もあるけど、知らない映画はこちらのほうが多かったです。
キネマ旬報社が映画評論家、映画製作スタッフたち140人を対象に行ったアンケート調査をもとに選んだ日本映画ベスト100である。
夏目房之介の「で?」:マンガとコミックについて
↑コミック・コミックスという言葉を使いたがる人はある程度年齢が上の人ではないか、という話。
僕は昔からコミックやコミックスという言葉を使うのが、あさましい気がしてイヤだったので、今にいたるもほとんど使っていない。もちろん、海外で英語で語るときに「MANGA,Japanese Comic」と説明的にいうことはあるけど。小学館は本のタイトルなんかだと「コミック(ス)」を使いたがるが、僕は「マンガ」で通している。なぜ漫画よりマンガなのかといえば、漢字だと戦前〜戦後の「大人マンガ」的印象が強く、対比的に戦後に発展した様式のイメージを強調したいからだが、世界共通の言葉になってからは、その意味も含めていう。
朝日歌壇鑑賞会【今週の作品】:新年早々、朝日信者以外に誰も読まない朝鮮ネタ
↑金時鐘さんという高校の先生に関する短歌が掲載されたことに関連して。
政治的な詩を書けというのではないと言いつつ、しっかり憲法云々に言及する矛盾・・・。日本における詩とは、花鳥風月や恋愛等、政治や時代を超えて共感を呼ぶ事柄を表現する手段です。詩の表現に政治などという陳腐なものを持ち込む「朝日歌壇」とか「九条歌人の会」などという存在は忌み嫌われるのです。
uumin3の日記:たとえば「天皇」は875年間も存在しなかった
↑「第六十三代の冷泉院から第百十九代の後桃園院(光格天皇の先代)までは「……院」という院号」だとか。
天皇号が使われなかったことを以って「天皇はいなかった」とすることはできません。もちろん皇統を継ぐ方々はいらっしゃったわけです。しかしその存在が常に至高のものとされ、人々皆がそう認識していたかというとそれは言い過ぎでしょうし、少なくとも政治の中心ではなくなっていた期間が(建武の中興などのわずかな時期を除いて)数百年続いていたというのは確かです。
Silly Talk:『朝日ともあろうものが』
↑『朝日ともあろうものが』(烏賀陽弘道・徳間書店)の本の紹介。でも烏賀陽さんだからなぁ。
感心したのはアジェンダセッティングがジャーナリストの必須能力、と語っている点。アジェンダセッティングとは今何が問題なのかという論点を見出していくこと。いまこういう事実がありますがどうですか?と読者に提示して価値判断はしないのが本当のジャーナリズムだと筆者は言う。
メタモルフォーゼ・ニッポン:韓国の軍艦寄港には抗議しない、自称平和団体のみなさん
↑戦争に反対しているのか、日本という国があることに反対しているのか、よく分からなくなりました。
日本とアメリカの軍拡は脅威で、中国や韓国の軍拡はそれに対抗するためにやむを得ずやってること、という不均衡な視点。安保上の同盟国であるアメリカの軍艦入港に抗議はしても、同盟国でもなんでもない韓国の軍艦の入港はスルー。分かりやすいですね。
高木浩光@自宅の日記:三井住友銀行、「雨やどり」「お風呂あがり」で検索のテレビ広告で便乗フィッシングの危機(被害防止用エントリ)
↑フィッシング詐欺を招くようなCMの作りかたに疑問と問題提起をする。
三井住友銀行の本物サイトは http://www.smbc.co.jp/ にあるが、もしあなたが私のこの日記を今初めて見たのなら、これを信用してはいけない。私がこのように書いていることが嘘で、偽サイトに誘おうとしている可能性を疑うべきだ。
ラブラブドキュンパックリコ:麻生太郎氏の秋葉原駅前演説映像フルバージョンとそのテキストと
↑「秋葉原のオタクの皆さん」とは言ってません(都市伝説)。「自称」が入っていることに注意です。
まず、秋葉原駅前の皆さん。そして、自称秋葉原おたくの皆さん。そしてこの後ろにおられる東京都看護婦連盟の皆さん。お力添え頂きましてありがとうございます。心から感謝を申し上げます。もし気分が悪くなったら看護連盟あすこにいますんで、是非頭に入れておいてください。
英語で!アニメ・マンガ:英語であのセリフはどうなってる?英語版『サルでも描けるまんが教室』。
↑本の題名は「Even a Monkey Can Draw Manga」。「We're one step closer toward achieving our dream!!」
不勉強ながらわたしは、この「21世紀愛蔵版」で初めて『サルでも描けるまんが教室』通称『サルまん』を読んだのですが、今読んでもその熱さはすごいです。そこで今回は『サルまん』の英語版『Even a Monkey Can Draw Manga』1巻を「英語であのセリフはどうなってる?」として取り上げたいと思います。『サルまん』の最初の単行本と「新装版サルまん」は持っていないので、ここで英語版と比較しているのは「21世紀愛蔵版」となります。