たいていの人は意見なんか求めても出さないので、聞いてもしかたないんですよ、平野日出木さん

見出しは演出です。
ぼくのテキストがgoogle検索で、どの程度まで上に行くかにちょっと興味を持ったので、平野日出木さんの名前を入れてみました。
平野日出木 - Google 検索
オーマイニュースは見ていないので、というか、「市民参加型ジャーナリズム」的サイトは、2ちゃんねるも含めて見ることが少なくなってしまっているので、以下のところから(関係ないけど、少しぼくに対しては買いかぶりすぎです、id:Mr_Rancelotさん)
green - オーマイニュースのこと、佐々木氏のこと
以下のところへ。ほとんど初オーマイニュース体験。
OhmyNews:【極私的2006年回顧】 言われたら、言い返そうぜ Web2.0

ひと回り以上若いビデオジャーナリストのパクさんに数日前、飲みの後、説教を食らった。
「ネットには正解書かれてないですから。新聞時代は正解書いていたつもりだったでしょ。正解書いてイチャモンつけられればそりゃアタマ来ますよ。けどネットで書かれたものは正解じゃないんだから、コメントがついて当たり前。書いてコメントついてそれにまた反応する、それ楽しまないと。だから平野さんも言われたら、どんどん言い返してください
「そういう感覚、わかってきたけどさ、(自分で記事を)書く時間がないんだって」
「そんなの言い訳ですよ。時間見つけてください。今年言われたことは、年内に必ず言い返して、記事にしてください。絶対です。約束ですよ」
そう彼に迫られ、「わーかった」と返答した。翌朝、前夜のことを忘れていないか確かめたが、しっかり覚えていた。しらばっくれるわけにはいかない。

なんでこう、いろいろな人は「人に会ってこう言った・言われた」ということを、公開テキストにしたがるのかは不思議ですが、それはともかく。
はてなブックマーク」ではこんな感じ(抜粋)
はてなブックマーク - OhmyNews:【極私的2006年回顧】 言われたら、言い返そうぜ Web2.0

2007年01月02日 sugimo2 web 悲しすぎるほど斜め上。かみ合わないにもほどがあると思う。
2007年01月02日 R2-3PO media こんな(http://blog.japan.cnet.com/sasaki/2006/11/post_8.html)風に言われたから、言い返すぞ!といいながら、実際には「コンサルタントなんだし、もうちょっとやさしくしてくださいよ〜。」という泣き言と思われかねない記事。
2007年01月01日 kanose ohmynews コンサルに相談したのにネタにされた!というお怒り。マスコミ出身の人が批判されるのに慣れてないと素朴な本音を言うのは珍しいな

こういったコメントに平野日出木さんはどう言い返すか、かなり興味を持ちました。
ぼくの意見としては「スルー力(力)」とか「サイレント・マジョリティ」をお勧めしたい気分です。
しかし、ネットを含むジャーナリズム・ジャーナリストにもいろいろな派閥があるみたいなので用心しなくては、と思った。「敵の味方は敵」とか「敵の敵は味方」とか思われないようにしよう、ということですね(自戒)。
2007年は、少し時事的・政治的な発言を控えるかもしれません。飽きてきつつあるというのが一番の原因ですが。
少しだけ関係ありリンク。
炎上対策として必要なブログのコメント制限機能 : ARTIFACT ―人工事実―
「炎上」というのは、サイレント・マジョリティほんの一部が「サイレント」ではなくなることによって、ブログ的なネットのシステムが崩壊することなんだろうな、とぼくは判断しています。
別にコメントは実名・匿名でもどうでもいいんですが、「炎上」を回避するためのシステム的な何かは必要かな、とか。
実際には「炎上するような素材のテキストを書かない(ガソリンタンクの上で焚き火をしない)」という、書き手の側のリテラシーが要求されるケースが多いみたいですが。
「言われても言い返さない」というか、「うまいこと言う」という能力は、リアル社会でも重要なわけで。