今井紀明くんをそろそろ見直そうと思わないか

と言っても、もうみんな忘れたかも知れないですが、イラクに行って人質になった人です。
ぼくの評価はこんな感じ。
愛・蔵太の少し調べて書く日記 - 今井紀明くんの本を読んでみる

彼が自分自身の解釈で「劣化ウラン弾」について語っている内容は、放射性物質であることにこだわっている部分を除けば、意外にもまぁまぁです。

「木走日記」の人のテキストも参考になるかな。
木走日記 - 今井紀明氏のブログ炎上についての一考察〜「村八分」的な言論封印は健全ではない

彼は更新をもう止めるとブログで書き込んでいますが、これはすくなくとも健全な状況とは断じて言えません。
彼の言論を封印してしまうようなコメントスクラムな感情的な対応は、極めて残念なことだと思います。

というのも、こんなのがあったので。
(お前もだけど)俺は懲りねえぞ:ん?

でも今井君は、「劣化ウラン」とか、人質解放後の映像で見た視線の気持ち悪さとか、「ああやっぱり彼はプロ市民なんだな」と、私もおもっていましたが、ん?http://blog.livedoor.jp/noriaki_20045/archives/50985733.html
なんだ全然大丈夫じゃないですか。特に

市民活動で個人の力の連帯を最初は大きな力と思っていたけれど、個人の力は当時の薬害エイズの問題に関わっていた市民運動の左翼的な部分にイデオロギー化されてしまい、結局は個人の力が埋没していってしまったことに彼は幻滅し、「個の連帯は幻想だった」と述べている。

とか

サヨク(無意識に「人権」などの価値に引きずられ反権力・反国家・市民主義になる者)

という認識(今は削除されてるが「確かに僕もこれは思い当たる」みたいなくだりがあった)が出来てるんだからたいしたもんですよ。これすら出来ないですもの他の大多数は。もうほとんど俺と考え一緒。でも今後もサヨク扱いされるのでしょう(しかしコメント欄のあの情熱は凄い)。というわけで私もサヨクです。

今井くんのブログ、まだちゃんと更新してるですよ。
今井紀明のかけら
コメント欄を閉じていないのはえらいと思った。
やはりこの人のテキストは、少し時間を置いて読み直す必要があると思う。
こんなのとか。
今井紀明の日常と考え事:2月8日からの炎上