ブックマーク・RSSから(2007/03/24)

あとでぼくのブックマークに入れたり入れなかったりするものの候補です。


図書館断想:ホワイトカラーエグゼンプション@日本的解決


図書館と直接関係ないし、図書館員は別に給料高くないんだけど、専門職論議も出始めて少し経つ図書館業界であるので、採り上げてみる。現行法下でできるのかどうかよく分からないし、労働経済の知識も薄いんだけども、日本人らしく間を取った思考をしてみると、「残業代の時給を徐々に下げればいいんじゃなかろうか」と思った。
↑残業しても徐々に残業代が安くなるシステムを日本的に考える。

白亜森音楽雑感+:ベートーヴェン交響曲第7番


例の大全集である。クナのベト7があったっけかなあと調べたら入っていた。1929年のSP復刻と言うことでさすがに音は貧しいが、クナらしさは全開でアンサンブルの乱れをものともしない強引な指揮ぶりが楽しめる。
クナッパーツブッシュ指揮の、1929年SP盤復刻というからこれは古い。

映画をめぐる怠惰な日常:足立正生×田口トモロヲ トークショー


ちょっと衝撃だったのは、田口トモロヲが『御法度』出演時に、所謂大島のイビリの対象になった有名なエピソードを語った時で、語られる内容自体は公開時に様々な媒体でよく話題になっていたので良いのだが、田口トモロヲによる極めて過剰化された大島の物真似でそのエピソードが再現されたことが凄くて、顔をプルプル震わせ歯を剥き出しにし、激しく上下に顔をシャッフルしながら、「カメラに正対しちゃダメなの!!!」とクレージーな叫び声を挙げる大島渚を再現する田口トモロヲと、その横でそれを見ている足立正生という、凄いような、映画史的光景のような、何なのかわからないような、不思議な光景だった。
↑『御法度』出演時の田口トモロヲのエピソードが面白おかしく語られる。

虚馬ダイアリー:「イカとクジラ


決して修復されることはない家族の物語なので、どんなに物語に緩急つけてもしょせん下り坂、という話。バッドエンド版「クレイマー、クレイマー」みたいな。父親も、母親も別れると決まった途端、結婚していた頃には出来なかった人生を謳歌し始め、その姿に子供たちは翻弄される。正直言うと、映画ネタはともかく、文学やロックの知的な小ネタの7割くらいわかってない自信があるので(なんだそれ)、俺、この映画の半分くらい楽しめてない可能性があって。本来なら、オリジナルと称して長男がピンク・フロイドの歌を弾き語ってる時点で笑ってなきゃいかんのだろうが、どっちかっつーと、次男(12歳)が心が空洞化していって、母親の不倫内容を兄貴に事細かにレポートし、ビール、ウイスキーと痛飲し、オナニーした精液を図書館の本やロッカーになすりつける、といったわかりやすい奇行あたりで重点的にゲラゲラ笑ってたような気がするのだけれど。俗物ですまん。バカですまん。
↑バッドエンド版「クレイマー、クレイマー」みたいな、修復されない家族の物語(映画)。

不連続な読書日記:古いテクストを新しく読むということ


その一つは、古典的テクストを読むこと(古いテクストを新しく読むこと)を和歌を詠むこと(「ふるきことば」に「新しきこころ」を与えること)との対比で考え、和歌における本歌取りに相当する「伝統的思考テクスト」の読み方がありうるのではないかというものである。話はいきなり飛躍するが、本歌取りに相当する古典の読み方の究極の姿(本家取りとでも言おうか)は、おそらくテクストに封じ込められていた魂のようなものが立ち上がり、それが読み手に乗り移り憑依・増殖する、つまり読み手の「心なき身」に魂が吹き込まれ、新しい語り手、書き手がそこに出現する、といった事態のうちに表現されるものなのではあるまいか。
↑本家取りという形で再構築されるテキストが開く偽装魔界。

生き急ぐ僕らの鼓動のその先にあるものを探して:はてなダイアリー強化大作戦


フレームで構成されたHPは作るべきでない、というのが一寸した定石になりつつある。何も知らなかったボクは最初、店のHPをフレームで作ってしまった。アドヴァイスを乞うた先達全員に「え?フレームで作っちゃったの?」と、もうそこから指摘されたので全部作り直すハメに。今となってはいい経験をしたと思っているし、実際ボクが他人に教える時はフレームは薦めない。
↑昔はひょっとしたらインターネットのサイトでは普通だった「フレーム」というものについて

地下室のスパイダー:消防団の戦後史


終戦からしばらくの間は、消防団員は200万人もいたが、現在では100万人を下回っており、高齢化も進んでいる。問題と言えばたしかに問題ではあるし、後藤さんも、「消防団の衰退を食い止め、増強すべし」と主張するのだが、もし、現代の日本に消防団が存在せず、新たに消防団制度を発足させようとしたとき、消防団制度は可能なのだろうか?
↑『国民の財産!消防団―世界に類を見ない地域防災組織』(後藤一蔵・近代消防社)という興味深い本の紹介。

博物士:大学院はてな :: カニューレ装着児の保育園入園


いったい何が本件で問題になっていたかというと,気管が詰まって呼吸できなくなってしまわないように数時間に一度,吸引器を用いて痰(たん)や唾液を除去しなければならない。このような除去作業(医療的ケア)は法律上は「医行為」と評価されるものなので,保育士などが行えば医師法違反になる。ところが東大和市にはたまたま,ゼロ歳児向け特別事業のために看護師が配置されている保育園があった。加えて,たんの吸引については医療事故の発生する確率が低いとの実態がある。さらに,本件の当事者になっている児童の障害は中程度(6段階のうちの4等級)と評価されており,自分でも吸引ができるまでに成長していた。
↑入園が認められた博物士カニューレ装着児と「看護師」の問題について。

A Little Happiness ちいさなしあわせ:アロマセラピーを楽しむ


香りはあまり強すぎるのはダメだし。ハーブティーも、ドライカモミールティーを飲んだときはだめだったなぁ。というトラウマはあったものの、最近ちょっと気になっていたアロマセラピー。きちんと使い方さえマスターできれば、上手にとりいれることができるんじゃないかと思って。そんなわけで仕事帰りに行ってみました。その名も「働く人のためのアロマセラピー セミナー」。
↑なかなか面白そうなアロマセラピーセミナーの紹介。少し興味を持ちました。

綾波書店:タバコを一日30本吸うと年間レントゲン300回分被爆するか(解決編)


二年半毎日タバコ吸わないと被爆量はレントゲン一回分に達しません。
↑二年半毎日タバコ吸って被爆量はレントゲン一回、という計算をしています。