ブックマーク・RSSから(2007/03/27)

あとでぼくのブックマークに入れたり入れなかったりするものの候補です。


天漢日乗銀塩カメラの衰退


まったく違う会社に変わったコニカでは、従兄がやるべき仕事がない。早期希望退職に応じて、5月に退職したそうだ。家には、従兄が開発に携わったカラーフィルムがたくさんあるそうだ。辞めるときに貰ってきたという。あげようか? と義従姉にいわれたので、いただくことにした。わたしよりも、銀塩カメラに入れ込んでいて、フィルムを欲しがってる友達が何人もいる。そういうヒトに使われてこそ、フィルムも、従兄も、その甲斐があった、というものだろう。
コニカに勤務していた従兄が、2006年3月末で銀塩フィルムカメラをやめたことと関連して。

双風亭日乗:人体実験と内部告発


金沢大学医学部付属病院の産婦人科で、自分が知らないうちに卵巣がん臨床試験に登録され、実験用の抗ガン剤を投与された女性が亡くなりました。その女性が亡くなる前に、女性から臨床実験に自分が同意した覚えはないと聞かされた同大付属病院の打出医師は、女性の死後、臨床実験のデータを遺族にわたしました。
内部告発者である打出医師の処遇に関する問題提起。

みんなの25時:ケータイ小説はもういっそのことレーベル化してしまえ!と思いいろいろ考えました。


フェアとしてまとめておいたケータイ小説が、いつのまにかメディア化だのベストだの棚前だのに分散してしまっていて、店長が「まとめたい…」と力なく呟いていたのでまとめることにした。平台の半分を売れ筋の小説(伊坂幸太郎瀬尾まいこなど)、もう半分をケータイ小説で固めていたのだが…いつの間にこんなにも増えたのだ。結局平台まるごとケータイ小説になってしまった。ここまでぎっしり集まるともはや壮観でさえある。
ケータイ小説のブーム・ジャンル化とロマンス小説というジャンルについて。

pele-mele:最強の民俗音楽 世を制す


岡田暁生西洋音楽史』(ISBN:4121018168)を読み始める。ベートーベンからマーラーにいたるまでの西洋クラシック音楽を至高のものとする音楽観を前面に押し出しながらも、それを相対化しつつ、グレゴリアン・チャントから20世紀の音楽までをきちんとした通史として描き出そうとする著者の姿勢に感服。しかしこの本、あまりにも地味なタイトルのせいで損をしているのではないか。まえがきにある「世界最強の民俗音楽」をもっと押し出してもよかったような。でもそれでは中公新書らしくないか。
岡田暁生西洋音楽史』というタイトルは地味なので、「世界最強の民俗音楽」にしたらどうかという意見。

a i r t r a i n:ゲーデルエッシャーバファリン


同僚がとある文学新人賞の最終選考にまで残った経歴をもつオッサンということを知る。スゲー。と思って小説の話をいろいろと。二回最終選考に残って二回とも女流作家の「つまらねえ」作品に負けたそうだ。とっても悔しかったとのこと。小説書くのは体力が必要で最近は書いてないそうだ。小説を書くという行為は良く分からないのでもっといろいろ聞いてみたいと思った。
↑仕事に疲れている人の備忘録として。

| 店主の日記 | 京都カフェオパール Cafe Opal:K-Ci & JoJoライブ!


ハッキリ言つて、凄い! 私は瞬く間にステージに引き込まれてしまひ、JODECIの曲を連発する頃にはすつかり熱狂してゐた。なんなんだ、こいつらは! 圧倒的な高揚感。お客を盛り上げる、といふより、自分たちも含めてその場全てを盛り上げよう、といふ意志が感じられる。客席に何度も乱入し、ダンスといふよりはトランス状態にある人の様に身体を扱ふK-Ciは、正に神懸かつてゐる。二人とも最初はスーツを着てゐたのだが、K-Ciはすぐに上半身裸に。そこにベストを羽織つたり、様々な帽子を被つたりと、とにかくカッコをつけてくれる。それが涙が出るほどカッコ良い。私はそこに真の黒人のオシャレ魂、たとへばお金がなくて作業着しか持つてゐなくても、ズボンをずらしたりヘルメットを被つたりしてカッコをつける、を見て、嬉しくなつてしまつた。K-Ciカッコよすぎる。
↑カッコいいライブのレポートです。

天漢日乗サントリー ウーロン茶のCM「姉妹」シリーズの謎


サントリー ウーロン茶のCMは今姉妹シリーズを展開している。妹が、よく食べるのにスリムな姉を 姉さんはよく食べる なのに ずるい と独白するシリーズ。どう聞いても、この姉妹の話している中国語は 大陸の普通話 に聞こえるんですが、ヘンだと思う人、手を挙げて!
↑中国には「一人っ子」政策のため、あのような姉妹は存在しない、という指摘。

荒川龍@スチャラカ:ドキュメンタリー『アンリ・カルティエ・ブレッソン〜瞬間の記憶』


「偉大な写真家を目指す必要なんてない。ただ、よく生きることだ。そうすれば、いい写真も撮ることができる」―簡単そうなことだが、多くの人たちがあっけなくそこで間違う。
↑カメラマンの人を描いたドキュメンタリー映画が公開されていたそうです。

okatakeの日記:ああ、吉村昭さん逝去と晶文社探訪


吉村昭さんが逝去された。吉村さん宅にはかつて取材でうかがったことがある。『夜明けの雷鳴』の著者インタビュー。すると文庫化の際、解説にぼくを指名してくださった。だから文春文庫『夜明けの雷鳴』の解説はぼくが書いている。異例のことだろう。インタビューに来た一介の無名のライターに解説をまかせるということは。
吉村昭さんの話と、神田川に面している犀のマークの晶文社について。

イッカク通信発行所>自然観察な日々:オオウスバカゲロウ


さてフン虫ウォッチングを無事に終えた最終日、Mさんに浜を案内していただく。向かったのは海水浴場。そんなところの虫の存在を知る人はあまりいないだろうが、Mさんの話を聞いているとなかなか魅力的な虫がいそうだったので、早朝から短時間ウォッチングしてみたのだった。とはいえ海初心者の僕は狙いが定まらずウロウロするばかり。結局見たいと思っていたオオウスバカゲロウ幼虫をMさんが発見。アリジゴクながらスリバチ状巣をつくらないので見つけるのはなかなか難しい。Mさんはそれっぽいトレースがあったので探してみたらいたという。この日本最大のアリジゴクに思わず「オオッ」と声を上げる。最終段階の大きさではないというが、それでも普段見慣れているウスバカゲロウやらクロコウスバカゲロウなどといったアリジゴクのざっと2倍といったボリュームである。顔も白っぽく目立つ感じ。
↑島根の海水浴場で見つけたオオウスバカゲロウの幼虫。画像入り。けっこう大きい感じです。