『モダンという時代 宗教と経済』『名作写真と歩く、昭和の東京』『「アンアン」1970』

本日の読みたい本・おすすめ版(2007年1月あたり)。



★『モダンという時代 宗教と経済』(竹田純郎/著/法政大学出版局/2,835円)【→bk1】【→amazon】【→楽天
大正後期〜昭和初期、文明批評を中心に活躍した土田杏村(つちだ・きょうそん)は、農民運動や農村問題に目を向け、産業自治組織を提唱して信濃自由大学の設立・運営を支え、近代建築を学び、口語自由詩の運動にも関わった。内村鑑三北一輝吉野作造山村暮鳥ル・コルビュジェらをも論じ、モダンを生み動かした宗教と経済の論理、モダニズムのアンヴィバレンツを照射する。

★『名作写真と歩く、昭和の東京』(川本三郎/[編]著/平凡社/1,680円)【→bk1】【→amazon】【→楽天
「昭和」という激動の時代の中で、めまぐるしく変貌を遂げた東京の街。木村伊兵衛カルティエ=ブレッソン荒木経惟森山大道らの東京写真の名作と共に、今は亡き東京の街角を歩く。「読売ウイークリー」 (2003年4月20日号-2005年10月23日号) 連載『東京時空散歩』をもとに加筆・再構成したもの。

★『「アンアン」1970』(赤木洋一/著/平凡社/777円)【→bk1】【→amazon】【→楽天
1970年「アンアン」創刊! パリのエスプリ漂う新雑誌作りに、天才AD堀内誠一をはじめとする気鋭のクリエイターたちが大奮闘。ともに闘った編集者が描く、鉄火場的雑誌編集現場。