『装束の日本史 平安貴族は何を着ていたのか』『食べる西洋美術史 「最後の晩餐」から読む』『明治の文化』

本日の読みたい本・おすすめ版(2007年1月あたり)。



★『装束の日本史 平安貴族は何を着ていたのか』(近藤好和/著/平凡社/882円)【→bk1】【→amazon
平安朝と貴族社会を理解するために欠かすことのできない装束。和服の原点でもある装束について、下着、上着、被り物、装身具など、その形態と歴史を80点の図版と共に示す小百科。

★『食べる西洋美術史 「最後の晩餐」から読む』(宮下規久朗/著/光文社/924円)【→bk1】【→amazon
古来から食べることに貪欲であった西洋。中世、キリスト教により食事に神聖な意味が与えられると、食事の情景が美術の中心を占めるにいたった。それらの美術表現を振り返り、意味を考え、西洋美術史を別の角度から照らし出す。

★『明治の文化』(色川大吉/著/岩波書店/1,365円)【→bk1】【→amazon
異質な東西文明が真正面からぶつかり合った明治の日本は,世界の文明史上どんな位置をもつのか.西欧近代によってもたらされた諸要素の命運を見きわめることを通して,明治文化の実像に迫る.