『映画録音技師ひとすじに生きて 大映京都六十年』『絵解きヨーロッパ中世の夢(イマジネール)』『ニッポンが熱狂した大航空時代』

本日の読みたい本・おすすめ版(2007年2月あたり)。

映画録音技師ひとすじに生きて―大映京都六十年

映画録音技師ひとすじに生きて―大映京都六十年

★『映画録音技師ひとすじに生きて 大映京都六十年』(林土太郎/著/草思社/2,310円)【→bk1】【→amazon
稲垣浩衣笠貞之助斎藤寅次郎伊藤大輔黒澤明三隅研次森一生らの名監督、片岡千恵蔵長谷川一夫市川右太衛門市川雷蔵勝新太郎ら、きら星のごときスターとともに歩んだ60年の活動屋人生を、汲めど尽きせぬ裏方の苦労話をまじえて語る。活動写真のメッカ京都に生まれ育った著者が、日活、大映、テレビ映像と録音技師としてひたむきに歩んできた道を活弁口調をまじえて語り尽くした録音屋一代記。
絵解き ヨーロッパ中世の夢(イマジネール)

絵解き ヨーロッパ中世の夢(イマジネール)

★『絵解きヨーロッパ中世の夢(イマジネール)』(ジャック・ル・ゴフ/著 樺山紘一/日本語版監修 橘明美/訳/原書房/4,515円)【→bk1】【→amazon
中世の想像界=夢のふたつの要素、神話や伝説の「英雄」、畏怖や歓喜をよびおこす「驚異」から、「中世の夢」を特徴づける名著!150におよぶ図版とともに描く巨匠ル・ゴフの世界。

★『ニッポンが熱狂した大航空時代』(山崎明夫/著/出版社/924円)【→bk1】【→amazon
明治43年、現在の代々木公園から日本初の飛行機が飛び、大正14年には2機がパリへ向かった。日本が航空先進国だった頃、誰もが飛行機に夢中だった時代の航空史をひもとく。