『先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます! 鳥取環境大学の森の人間動物行動学』『精神科医が映画を観ると』『芥川竜之介の夢 「海軍機関学校」若い英語教官の日』

本日の読みたい本・おすすめ版(2007年3月あたり)。

先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます!―鳥取環境大学の森の人間動物行動学

先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます!―鳥取環境大学の森の人間動物行動学

★『先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます! 鳥取環境大学の森の人間動物行動学』(小林朋道/著/築地書館/1,680円)【→bk1】【→amazon
自然に囲まれた小さな大学で起きる動物たちと人間をめぐる珍事件を人間動物行動学の視点で描く、ほのぼのどたばた騒動記。あなたの“脳のクセ”もわかります。本日も、鳥取環境大学は動物事件でにぎやかなり!
精神科医が映画を観ると 現代のエスプリNo.477(477)

精神科医が映画を観ると 現代のエスプリNo.477(477)

★『精神科医が映画を観ると』(高橋 祥友 編集/至文堂/1,450円)【→bk1】【→amazon
本特集では精神科医の視点から映画をどうとらえるかに焦点を当てている。映画に描かれたトラウマや心の病、監督論、俳優論、異文化論、家族論、映画について患者と交わした会話、映画を用いたセラピー、個人的な体験など話題は尽きない。とくにテーマを絞らず、個々の筆者にそれぞれの切り口で映画を語っていただいた。
芥川龍之介の夢―「海軍機関学校」若い英語教官の日

芥川龍之介の夢―「海軍機関学校」若い英語教官の日

★『芥川竜之介の夢 「海軍機関学校」若い英語教官の日』(清水昭三/著/原書房/1,890円)【→bk1】【→amazon
少年時代の芥川龍之介の夢は、海軍士官になることだった。海軍機関学校の教官となって、その夢は半ば実現された。その彼は将来に備え、海外の敗戦物語や体験談などを士官教育の教材とした。連戦連勝の大日本帝国海軍には、まったく不要な教育であった。しかし、この彼の教育を受けたために、敗戦時大いに助かった士官たちがいた…。