『シェイクスピアとその時代を読む』『モネ 名画に隠れた謎を解く!』『風船爆弾秘話』

本日の読みたい本・おすすめ版(2007年3月あたり)。

シェイクスピアとその時代を読む

シェイクスピアとその時代を読む

★『シェイクスピアとその時代を読む』(日本シェイクスピア協会/編/研究社/3,360円)【→bk1】【→amazon
「王権」「結婚」「国家」「債務」「出版」「暴動」―気鋭の研究者たちが、さまざまな側面から読み解く「シェイクスピアとその同時代」。シェイクスピアたちの生きた時代/シェイクスピアたちを産んだ社会を透察する12の豊かな視座が、現代を生きる我々のありようをも照らし出す。日本シェイクスピア協会創立45周年記念論集。
モネ―名画に隠れた謎を解く!

モネ―名画に隠れた謎を解く!

★『モネ 名画に隠れた謎を解く!』(吉岡 正人 著/中央公論新社/1,680円)【→bk1】【→amazon
光の変化を捉え、睡蓮を描いた印象派の巨匠モネ。画家・吉岡正人がモネの人生の足跡を辿りながら、その絵画の魅力の秘密に迫る。

「風船爆弾」秘話

「風船爆弾」秘話

★『風船爆弾秘話』(桜井誠子/著/光人社/1,995円)【→bk1】【→amazon
「コンニャク糊と紙の殺人兵器」一個一〇〇〇〇円(当時)、日本の命運を賭けた爆弾と焼夷弾搭載のこの風船は、どのようにして作られ、どのような被害をあたえたのか。…直径一〇メートル、放球された風船爆弾約九〇〇〇個、うちアメリカ大陸に到着したもの一〇〇〇個。アメリカ国民を恐怖のどん底に陥れた奇想天外な新兵器の顛末。わずか一〇センチ、新発見の風船爆弾の心臓部・高度保持装置等々、新資料や関係者の証言を駆使して、その全容に迫る執念のノンフィクション。