『青春の東京地図』『趣味は読書。』『漱石、龍之介、賢治、乱歩、そして謎解き』

本日の読みたい本・おすすめ版(2007年4月あたり)。

青春の東京地図 (ちくま文庫)

青春の東京地図 (ちくま文庫)

★『青春の東京地図』(泉 麻人 著/筑摩書房/735円)【→bk1】【→amazon
古い地図を見つめていると、懐かしい東京の街並が蘇る。昭和30年代、少年の日に虫採りした新宿区の原っぱ。1970年代、高校時代に遊んだ青山のディスコ。初めてデートした原宿の店。ナンパと古レコード探しをした新宿西口。悶々と映画館に通った中野や池袋。当時のTV番組、映画、音楽も流れる泉麻人流東京案内。
趣味は読書。 (ちくま文庫)

趣味は読書。 (ちくま文庫)

★『趣味は読書。』(斎藤 美奈子 著/筑摩書房/819円)【→bk1】【→amazon
ふだん本を読まない人が読むからベストセラーになる。だからいわゆる「本読み」は、ベストセラーを読まずに批判する。が、それでいいのか?そう思った文芸評論家・斎藤美奈子が果敢に挑みました。49冊を読み倒し、見つけたベストセラーの法則が6つ。読めば、抱腹絶倒、悲憤慷慨、そして世間の事情がわかってきます。文庫化に際し書き下ろしたのは『国家の品格』『東京タワー』など6篇。大増補版。
漱石、龍之介、賢治、乱歩、そして謎解き

漱石、龍之介、賢治、乱歩、そして謎解き

★『漱石、龍之介、賢治、乱歩、そして謎解き』(四季が岳 太郎 著/杉並けやき出版/1,260円)【→bk1】【→amazon
「清」は「坊ちゃん」の母?叔母?それとも…。小説には語られていない謎がある。漱石、龍之介、賢治、乱歩などの誰もが知っている作品から謎を解読。