『伝説のプラモ屋 田宮模型をつくった人々』『戦国時代のハラノムシ ―「針聞書」のゆかいな病魔たち』『潜入!ニッポン不思議島』

本日の読みたい本・おすすめ版(2007年5月あたり)。

田宮模型をつくった人々 伝説のプラモ屋 (文春文庫)

田宮模型をつくった人々 伝説のプラモ屋 (文春文庫)

★『伝説のプラモ屋 田宮模型をつくった人々』(田宮 俊作 著/文藝春秋/600円)【→bk1】【→amazon
田宮模型は自他共に許す世界最大のプラスチックモデルメーカー。プラモデルのために実車のポルシェを解体してしまったという「伝説」の社長。その彼を取り巻く人々も負けず劣らずユニークだ。CIAに始まり、カルロス・ゴーン氏、韓国元大統領、カイロの小学生、そして偉大な父まで。伝説の模型屋を作りあげたさまざまな人間群像を紹介。
戦国時代のハラノムシ―『針聞書』のゆかいな病魔たち

戦国時代のハラノムシ―『針聞書』のゆかいな病魔たち

★『戦国時代のハラノムシ ―「針聞書」のゆかいな病魔たち』(長野 仁 編 東 昇 編/国書刊行会/1,050円)【→bk1】【→amazon
戦国時代の医学書針聞書』に描かれた、人の体内にひそんで病気をひき起こすと考えられていた、キミョーキテレツでキモカワイイ、63匹の虫たちをオールカラーで収録。
潜入!ニッポン不思議島 (宝島社文庫)

潜入!ニッポン不思議島 (宝島社文庫)

★『潜入!ニッポン不思議島』(諸島文化・民俗研究会/宝島社/630円)【→bk1】【→amazon
日本には6,800もの島が存在し、そのうち430の島に、人が住んでいるという事実をご存知だろうか。名前も奇妙なら景色も奇妙、島民も奇妙。いや、奇妙というより、何かがおかしい…。本書は「ここは本当に日本なのか!?」と思わず声をあげてしまう奇妙な島々に潜入を敢行。「よそ者が島の秘密をバラすのか!?」と、時に警戒され、追い返されつつ、民俗学者たちも恐れる禁忌に迫った。