最近の出版物で増えているもの・減っているもの

 読みたい本を整理していると、少し前と最近ではこんな感じに傾向が違っているみたいです。
1・泣かせやノンフィクション系感動ものが減った
2・雑学やトリビア系も激減(これはブームが去ったせいなのか)
3・株その他の投資系も微減
4・と学会が扱うような、トンデモ理論や超能力・宇宙人の本もめっきり減った
5・「人生で成功する法」みたいな、実益のありそうなものは増えた
6・資格取得系もじわじわと増えている
7・ウェブ2.0に関する本は、「金鉱を探している人にツルハシを売る」ような本しか見当たらない
 まとめると、不幸な人の感動話は(しょせん他人の話なので)読まれなくなったし、自分の利益になりそうにない本は徐々に減っており、その「利益」に関してもあまり空想的なものではなく地に足がついたものを求めるようになっている、という感じでしょうか。
 昭和ノスタルジアとか、江戸時代本は、相変わらず定期的に出てはいるんですが、切り口がパターン化しているイメージがあります。
 小説関係のトレンドはあまりよくわからないんだけど、ミステリーより若い作家による純文学系が多少読まれてるのかな。ケータイ小説を除くと、小説系はこれといったトレンドものが思い当たらない。