『早わかり科学史 なぜ生まれた?どう進歩した?』『「装飾」の美術文明史 ヨーロッパ・ケルト、イスラームから日本へ』『馬琴の大夢里見八犬伝の世界』『名刀伝説』『新橋駅発掘 考古学からみた近代』『捏造と盗作 米ジャーナリズムに何を学ぶか』

本日の読みたい本・おすすめ版(2004年10月あたり)。

<なぜ生まれた?どう進化した?>早わかり科学史

<なぜ生まれた?どう進化した?>早わかり科学史

★『早わかり科学史 なぜ生まれた?どう進歩した?』(橋本浩/日本実業出版社/1500円)【→amazon
この発明、あの発見には「必然」があった! 可能な限り科学の広い分野を網羅し、時代背景と科学との関わり合い、科学と人の関わり合いを理解しやすい形で記述。時代と背景で読む科学・技術の誕生と進歩のすべて。★『「装飾」の美術文明史 ヨーロッパ・ケルトイスラームから日本へ』(鶴岡真弓/日本放送出版協会/2200円)【→amazon
いかに「西洋」は諸文明の「装飾」を欲望したか。「装飾」の世界をめぐるガイドブック。NHK教育テレビ「人間大学」の講義およびテキストをもとに新たに書き下ろしたもの。
馬琴の大夢 里見八犬伝の世界

馬琴の大夢 里見八犬伝の世界

★『馬琴の大夢里見八犬伝の世界』(信多純一/岩波書店/8600円)【→amazon
壮大な「八犬伝」世界の精緻な読み解きから、馬琴の恐るべき知の全貌が明らかに! 三国世界を結実することに託された馬琴の大いなる夢とは何か? 斬新かつ魅力的な馬琴像を呈示する。
名刀伝説 (Truth In Fantasy)

名刀伝説 (Truth In Fantasy)

★『名刀伝説』(牧秀彦/新紀元社/1800円)【→amazon
日本の神話・伝承・古典芸能などで語られる40余の「名刀」を紹介。武具としてはもちろんのこと、神の威光を示す、神器としてさらには物語の象徴として語られる名刀の数々。所持者が刀とともに辿ったエピソードや悲劇も紹介。
新橋駅発掘―考古学からみた近代

新橋駅発掘―考古学からみた近代

★『新橋駅発掘 考古学からみた近代』(福田敏一/雄山閣/2600円)【→amazon
日本最初の鉄道駅として開業した旧新橋駅の変遷と、洋皿、酒・インク・化粧びん、汽車土瓶、乗車切符等、構内から出土した生活用品や鉄道関係品を通して、私たちにとって「近代」とは何かを問う。
捏造と盗作―米ジャーナリズムに何を学ぶか (潮ライブラリー)

捏造と盗作―米ジャーナリズムに何を学ぶか (潮ライブラリー)

★『捏造と盗作 米ジャーナリズムに何を学ぶか』(高浜賛/潮出版社/1600円)【→amazon
ニューヨーク・タイムズ』とブレア捏造事件、「ジミーの世界」虚報事件、『USAトゥディ』盗作容疑事件…。メディア・スキャンダルはなぜ起きたのか。アメリカのメディア自らが摘出した虚報事件の構図を徹底糾明。