『司馬史観と太平洋戦争』『スキタイと匈奴 遊牧の文明』『反省 私たちはなぜ失敗したのか?』

本日の読みたい本・おすすめ版(2007年6月あたり)。
今日からまた「新刊」で読みたいものにしばらく戻します。

司馬史観と太平洋戦争 (PHP新書)

司馬史観と太平洋戦争 (PHP新書)

★『司馬史観と太平洋戦争』(潮 匡人 著/PHP研究所/735円)【→amazon
日清・日露戦争だけを美化し、戦前・戦中の昭和を断罪した司馬遼太郎歴史観が、戦後の日本人に与えた影響は計り知れない―。護憲派は大戦を「侵略戦争」と称し、保守派は彼らの歴史認識を「東京裁判史観」と批判する。我々にとってかけがえのない過去は、左右両派のイデオロギーによって書き換えられてしまった。一方で、朝日新聞と読売新聞は“共闘”して「戦争責任」を追及。しかし、罪を問う資格のある日本人などいるのだろうか?我々は昭和の歴史をどう振り返るべきか。先の戦争をあらためて問う。
スキタイと匈奴 遊牧の文明 (興亡の世界史)

スキタイと匈奴 遊牧の文明 (興亡の世界史)

★『スキタイと匈奴 遊牧の文明』(林 俊雄 著/講談社/2,415円)【→amazon
前七世紀前半、カフカス黒海北方に現れたスキタイ。前三世紀末、モンゴル高原に興った匈奴。彼らはユーラシアの草原に国家を築き、独自の文明を作り出した。ヘロドトス司馬遷が描いた騎馬遊牧民の真の姿は近年の発掘調査で明らかになってきた。
反省 私たちはなぜ失敗したのか?

反省 私たちはなぜ失敗したのか?

★『反省 私たちはなぜ失敗したのか?』(鈴木宗男/著 佐藤優/著/アスコム/1,680円)【→amazon
国民のみなさま、すいません――。何がいけなかったのか、今まで公表できなかったことを実名入りですべて徹底的に反省します!男の嫉妬、裏切り、嘘、陰口、媚へつらい、足の引っ張り合い、カネ、女、スキャンダル、つかい込み、恫喝、悪評、醜聞、セクハラ……。この二人の失敗は、あなたにも起こりうる! 経営者、中間管理職、組織のなかで上を目指すビジネスマン必読の書。