『北朝鮮の日常風景』『仮想茶会潜入記 時空を超えた茶人の彷徨』『兎はウサギの形になりたがる-宇宙と生命を支配する形の科学』

本日の読みたい本・おすすめ版(2007年6月あたり)。

北朝鮮の日常風景

北朝鮮の日常風景

★『北朝鮮の日常風景』(石 任生 撮影 姜 尚中 推薦/コモンズ/2,310円)【→amazon
北朝鮮の四季折々の中に展開される人びとの日常風景。苛酷な境涯の中でも必死に生きる人びとの息づかい。1990年代後半の「苦難の行軍」の時期から最近までの7年間、北朝鮮の人びとの生活のさまざまな断面を記録している。
仮想 茶会潜入記―時空を超えた茶人の彷徨

仮想 茶会潜入記―時空を超えた茶人の彷徨

★『仮想茶会潜入記 時空を超えた茶人の彷徨』(谷晃/著/淡交社/1,680円)【→amazon
そうか、茶会記はこう読めばいい―茶人や武将、大名たちが遺した、茶会の記録「茶会記」。それは茶道史の原型であり、ときに日本史をリアルに描き出す。
兎はウサギの形になりたがる -宇宙と生命を支配する形の科学- (知りたい!サイエンス)

兎はウサギの形になりたがる -宇宙と生命を支配する形の科学- (知りたい!サイエンス)

★『兎はウサギの形になりたがる-宇宙と生命を支配する形の科学』(矢沢サイエンスオフィ/技術評論社/1,659円)【→amazon
地上のつる植物や巻貝も、宇宙の渦巻銀河も、なぜからせん形を選んでいる。天空から舞い落ちる雪は六角形を好み、ウサギはウサギの形に成長する。およそこの世界では、ミクロの原子やウイルスから動植物、鉱物、そして星々や銀河に至るまで、すべてが形をもって存在する。事物はなぜその形を選ぶのか?…現在の科学はそれには答えてくれない。本書は、自然界の形がもつ謎や不思議に切り込むはじめての試みである。形を考えれば、いままで見えなかった事物の背後の真実が浮かんでくる。