『リービング・ラスベガス』

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解説: 退廃の街ベガスを舞台に、アルコール依存症の男と娼婦の短くも激しい愛の姿を綴る。J・オブライエンの原作を基に、「背徳の囁き」のM・フィギスが脚色・監督、それに音楽までも担当した渾身の一作。重度のアルコール依存症のために映画会社をクビになった脚本家ベンは、ハリウッドでの生活を処分してベガスへ向かう。そこで死ぬまで酒を飲み続けようというのだ。だがベンは街で出会った娼婦サラに惹かれ。やがて、ベンとサラは同居生活を始めるが……。

 これは見ていてどんどん鬱になっていくアルコール依存症の元脚本家に関する話で、あんまり幸せでない娼婦との同棲生活とあわせて、もう奈落一直線の嫌な話の極みなのだった。しかしニコラス・ケイジの演技はなかなかすごいものがあって、まぁそれぐらいしか見るものはないんですが、世紀末の中年キャラによるニューシネマ(死語)という感じで、不気味に楽しめました。今でもこんな映画撮る人がいるんだー、みたいな感じ。
 映画って面白いな。
 週1本ぐらいは見るようにしよう。年間50本ぐらい。