『漱石とともにロンドンを歩く』『桂文楽のちょっと粋な話』『コウモリのふしぎ 逆さまなのにもワケがある』

本日の読みたい本・おすすめ版(2007年7月あたり)。

★『漱石とともにロンドンを歩く』(出口保夫/文と画/ランダムハウス講談社/714円)【→amazon
夏目漱石が2年間滞在した100年以上前のロンドンは、今もほとんど同じ状態で軌跡をたどることができる。文豪・漱石はその場所で、何を想い、何を楽しみ、何を苦悩していたのか…。英文学の泰斗が漱石の跡を追跡し、推理するスリリングな名著に加筆、再編集した文庫版ついに刊行。
桂文楽のちょっと粋な話

桂文楽のちょっと粋な話

★『桂文楽のちょっと粋な話』(桂 文楽 著/有楽出版社/1,470円)【→amazon
誰も知らない師匠・八代目桂文楽の素顔、江戸の香りの残る下町での前座時代、高度成長時代の浮かれたキャバレーetc…ちょっと懐かしい東京と、粋な日常をつづった九代目桂文楽の初のエッセイ。
コウモリのふしぎ (知りたい!サイエンス)

コウモリのふしぎ (知りたい!サイエンス)

★『コウモリのふしぎ 逆さまなのにもワケがある』(船越公威/共著 福井大/共著 河合久仁子/共著 吉行瑞子/共著/技術評論社/1,659円)【→amazon
日本で最も種類の多い哺乳類、それはコウモリ。最も身近なところにいる野生動物なのだ。それなのに、コウモリの生態は闇に包まれている。なぜ、逆さまなのか?逆さまでおしっこや出産ができるのか?そもそも、頭に血が溜まらないのか?超音波を使うにしても、同じ周波数だと混線するだろう…。ちょっと気になるコウモリの疑問を、スミからスミまで詳しく紹介。最先端技術を凌ぐスゴさがあるのに、これがけっこうおっちょこちょい。そんなコウモリの姿をたっぷりご堪能下さい。