『袖のボタン』『クリムゾン・キングの宮殿 風に語りて』『ポピュラー音楽と資本主義』
本日の読みたい本・おすすめ版(2007年7月あたり)。
- 作者: 丸谷才一
- 出版社/メーカー: 朝日新聞社
- 発売日: 2007/07/06
- メディア: 単行本
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日本の政治家はどうしてあんなに四字熟語が好きなのだろう。新年の歌会始で天皇はなぜ恋歌を詠まないのか? ちょっとしたギモンの扉を開けば、一読感嘆、日本のフシギが次から次へと見えてくる。新古今と赤塚不二夫のあいだを自在に往来しながら、勘三郎を称賛し、石原都知事に逆らい、『坊っちゃん』を読み直す。ゴシップの楽しさと批評の醍醐味を兼ね備えた、エッセイの至芸36編。朝日新聞連載の単行本化。
- 作者: シド・スミス,宮脇浩,池田聡子
- 出版社/メーカー: ストレンジ・デイズ
- 発売日: 2007/07/27
- メディア: 単行本
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デビューから30年以上経った今なお、圧倒的な存在感を放ち続けるロック・バンド、キング・クリムゾン。ロバート・フリップという絶対的な統率者によって導かれたグループの複雑な歴史に鋭く切り込み、これまでうかがい知れなかった数々の秘話が明かされる。音楽雑誌「ストレンジ・デイズ」で2年半にわたり連載された『クリムゾン・キングの宮殿』が、連載時は未掲載だったアルバム解説やディスコグラフィを加え、待望の書籍化。
- 作者: 毛利嘉孝
- 出版社/メーカー: せりか書房
- 発売日: 2007/07
- メディア: 単行本
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ポピュラー音楽は資本主義の奴隷なのか?ロックはいつ、どうして「死んで」しまったのか?ポップの戦術とはなんだったのか?ブラック・ミュージックの「黒さ」とはなにか?DiYの思想とはなにか?Jポップはデジタル化のなか生き残るのか?アドルノのポピュラー音楽理論をウォーホルのポップやブラック・ミュージックの黒い思考と対比させ、ポピュラー音楽史を俯瞰するとともに、その社会的・政治的背景を探る。ポピュラー音楽の社会学・文化研究を志す、すべてのひとのための必読書。