『スパイの世界史』『終戦日記』『団塊世代の戦後史』

本日の読みたい本・おすすめ版(2007年7月あたり)。

スパイの世界史 (文春文庫)

スパイの世界史 (文春文庫)

★『スパイの世界史』(海野 弘 著/文藝春秋/900円)【→amazon
外交の裏にスパイあり。アラビアのロレンスの智謀、美貌の踊り子マタ・ハリの色仕掛け、酒飲みで女好きなゾルゲの二重スパイ疑惑、超エリート集団ケンブリッジ・スパイ・リングの売国…。第一次世界大戦から湾岸戦争まで、歴史の行方を決した熾烈なインテリジェンス戦の全貌を明らかにする。大興奮の裏世界史決定版。
終戦日記 (文春文庫)

終戦日記 (文春文庫)

★『終戦日記』(大佛 次郎 著/文藝春秋/990円)【→amazon
人気シリーズ「鞍馬天狗」執筆の傍ら、『パリ燃ゆ』『天皇の世紀』などの歴史小説で冷徹なまなざしを歴史に注いだ著者が、革装の日記帳2冊に、昭和19年9月から翌20年10月まで、太平洋戦争の終局とその後を作家の日常のなかに冷静に書きとめていた。当時書かれた書簡、エッセイをあらたに加えた増補決定版。
団塊世代の戦後史 (文春文庫)

団塊世代の戦後史 (文春文庫)

★『団塊世代の戦後史』(三浦 展 著/文藝春秋/600円)【→amazon
団塊世代を理解せずして、日本の戦後史も未来も語れない。既成の嘘臭い団塊世代論を打破すべく、圧倒的影響力をもった異民族を分析。数字のマジックを読み解き、保守性と革新性の二面性を浮き彫りに。下流社会もフリーターも友達夫婦も全てはここから始まった。誰が読んでも妙に懐かしい団塊世代本の決定版。 プロローグ 団塊世代とは何か?(大きな社会的影響力を持つ世代;保守性と革新性を併せ持った世代 ほか)