『清らかな厭世 言葉を失くした日本人へ』『ギリシアの神々とコピーライト 「作者」の変遷、プラトンからIT革命まで』『巨乳はうらやましいか? Hカップ記者が見た現代おっぱい事情』

本日の読みたい本・おすすめ版(2007年10月あたり)。

清らかな厭世―言葉を失くした日本人へ

清らかな厭世―言葉を失くした日本人へ

★『清らかな厭世 言葉を失くした日本人へ』(阿久悠/著/新潮社/1,470円)【→amazon
「働くことは愚かなことか、創ることは無駄なことか、考えることは敗れることか」稀代の作詞家が「格言、箴言、警句」で綴った、警世の書。★『ギリシアの神々とコピーライト 「作者」の変遷、プラトンからIT革命まで』(ソーントン不破直子/著/学芸書林/2,940円)【→amazon
ギリシア古典は誰のものか?作品の起源を表す「作者」という概念は、いつ生まれ、どのように変遷したのか。古典ギリシア時代からIT時代の現代まで、作家や思想家たちの主要文献を縦横に駆使してたどる、本邦初の画期的試み。
巨乳はうらやましいか?―Hカップ記者が見た現代おっぱい事情

巨乳はうらやましいか?―Hカップ記者が見た現代おっぱい事情

★『巨乳はうらやましいか? Hカップ記者が見た現代おっぱい事情』(スーザン・セリグソン/著 実川元子/訳/早川書房/1,470円)【→amazon
規格外の巨大な乳房に生まれついた著者スーザンは、巨乳に対する羨望と嘲笑を浴びて生きるうちに、大いなる疑問をもつに至った。はたして巨乳は女の武器なのか、それとも弱点なのか?大きすぎるおっぱいの女性たちは、自分の胸にどんな感情を抱いているのか?そこで、現代社会におけるおっぱいの価値観と理想のバストを調査するため、スーザンは体当たり調査を敢行した!近所のご婦人方からブラジャー販売員、デカパイ雑誌の編集長、美乳整形医、爆乳ストリッパー、乳房俗語研究者まで、バスト業界最前線に生きる人々が語る究極のおっぱいとは?『ニューヨーク・タイムズ・マガジン』、『アトランティック・マンスリー』などの一流誌で筆を振るう著者が、これまでにない規模と勢いでおっぱいにまつわるすべてを語りつくす。
(↑毎月100冊ぐらい本の紹介しているけど、これほど気になった本は最近はなかった)