2007年04月に出た読みたい本
2007年04月に出た読みたい本のリスト。
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05〜10月の分も近いうちに整理します。
リストはNDC分類順です。
- 作者: ライオネルカッソン,Lionel Casson,新海邦治
- 出版社/メーカー: 刀水書房
- 発売日: 2007/04
- メディア: 単行本
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粘土板はどう扱われたか?パピルスはどう作られ、どう書かれたのか。粘土板から冊子本への進化は図書館をどう変え、本をどれほど増やしたか。それが人間の社会にどんな結果をもたらしたか?
- 作者: 斎藤美奈子
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2007/04
- メディア: 文庫
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ふだん本を読まない人が読むからベストセラーになる。だからいわゆる「本読み」は、ベストセラーを読まずに批判する。が、それでいいのか?そう思った文芸評論家・斎藤美奈子が果敢に挑みました。49冊を読み倒し、見つけたベストセラーの法則が6つ。読めば、抱腹絶倒、悲憤慷慨、そして世間の事情がわかってきます。文庫化に際し書き下ろしたのは『国家の品格』『東京タワー』など6篇。大増補版。
- 作者: 豊崎由美
- 出版社/メーカー: アスペクト
- 発売日: 2007/03
- メディア: 単行本
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読みも読んだり341冊!闘うブックレビュアー・トヨザキ社長の書評集第2弾。
ロンドンで本を読む 最高の書評による読書案内 (知恵の森文庫)
- 作者: 丸谷才一
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2007/04/05
- メディア: 文庫
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藝談や随筆にならず、しっかりした批評性を備え、勘どころはきちんと押さえている…。ジャーナリスト、学者、小説家。どのジャンルの評者のものでもイギリスの書評はこれだけ粋で程度が高い。「オブザーバー」「サンデイ・タイムズ」「スペクテイター」などに収録された中から厳選した珠玉の21編。
- 作者: 塩村耕
- 出版社/メーカー: 家の光協会
- 発売日: 2007/03/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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江戸の子ども遊び百科、武士の生き方マニュアル、吉原の内幕を暴露した色里読本など、失われた日本の姿を知るとっておきの56冊。
日本人が勇気と自信を持つ本―朝日新聞の報道を正せば明るくなる
- 作者: 高山正之
- 出版社/メーカー: テーミス
- 発売日: 2007/04
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朝日新聞の独善と驕れる報道を衝けば、日本が元気になる。
- 作者: 山内昌之
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2007/04
- メディア: 新書
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日本や世界で日々起きている事件の背景を知るために不可欠なのは、日本史や世界史の知識である。ところが世界史の未履修問題で明らかになったように、歴史を学ばずに大学生や社会人になってしまう人も少なくない。他方、教科書の歴史知識だけでは満足できない人でも、古典や大著となると縁遠くなる。本書は多忙な現代人のために、紀元前の時代から二〇世紀にいたるまで、日本から中国やアジア、イスラームからヨーロッパなどで生まれた名著を厳選し、懇切丁寧に歴史理解への道を案内する。歴史の面白さと読書の喜びを伝えるブックガイドの決定版。
- 作者: 佐伯修
- 出版社/メーカー: 現代書館
- 発売日: 2007/04/01
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綿密な検証から人類の壮大なロマンが見えてくる。偽史と奇書百篇を解読。
- 作者: ウェンディムーア,Wendy Moore,矢野真千子
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2007/04
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膨大な標本、世界初の自然史博物館、有名人の手術、ダーウィンよりも70年も前に見抜いた進化論…。「このジョン・ハンターはまぎれもなく、イギリスの誇る奇人の伝統を脈々とうけつぐ人物であり、その影響は医学の世界をはるかに凌駕している。かれの奇人ぶりは群をぬいており、それが証拠にかれは当時、そしてその後の小説などに多くのモデルを提供している。本書を抜群におもしろくしているのは、そうしたかれの奇人的なエピソード群のためであり、そしてそれが現代のぼくたちにつきつける問いかけのためだ。」近代外科医学の父にして驚くべき奇人中の奇人伝。奇人まみれの英国でも群を抜いた奇人!『ドリトル先生』や『ジキル博士とハイド氏』のモデルとも言われる18世紀に生きた「近代外科医学の父」を初めて描く驚嘆の伝記。
夏目漱石とジャパノロジー伝説―「日本学の父」は門下のロシア人・エリセーエフ
- 作者: 倉田保雄
- 出版社/メーカー: 近代文芸社
- 発売日: 2007/04/01
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日本学の生地はサンクト・ペテルブルク。
- 作者: 泉麻人
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2007/04
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古い地図を見つめていると、懐かしい東京の街並が蘇る。昭和30年代、少年の日に虫採りした新宿区の原っぱ。1970年代、高校時代に遊んだ青山のディスコ。初めてデートした原宿の店。ナンパと古レコード探しをした新宿西口。悶々と映画館に通った中野や池袋。当時のTV番組、映画、音楽も流れる泉麻人流東京案内。
- 作者: マシューボグダノス,ウィリアムパトリック,Matthew Bogdanos,William Patrick,嶋田みどり
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2007/04
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2003年4月のバクダッド陥落後、怒れる民衆がイラク国立博物館に大挙して略奪のかぎりをつくした。失われた数万点の品々は全人類共通の遺産、文明の揺籃というべき5000年前の秘宝であり、値段がつけられないほど貴重なものだ。普段はニューヨークの地方検事補を務めるマシュー・ボグダノス海兵隊大佐は、テロリストへの武器と資金の流れをつきとめて断ち切るための新部隊―FBI、ICE、陸海空軍、海兵隊などさまざまな組織からなる統合超機関調整グループ(JIACG)―の指揮を任され、イラク南部に展開していた。博物館略奪の話を漏れ聞いた彼は、みずからの判断でチームを引き連れて急遽バグダッドをめざす。博物館は激しい戦闘の傷痕をたたえて荒れ果てていたが、ボグダノスは検察官としての長年の経験から、単なる暴徒以外のタイプの犯罪者の痕跡を見出していく。海兵隊員として携えたライフルのほかに、古代への情熱、明晰な思考、そしてまわりの人々に向ける愛情を武器として八面六臂の活躍を見せた著者が、メソポタミアの至宝の数々を取り戻すまでを綴った、知的な冒険に溢れるノンフィクション。
陰謀論の罠 The Trap of Conspiracy Theories (光文社ペーパーバックス)
- 作者: 奥菜秀次
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2007/04/24
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「人は小さな嘘にはすぐ気付くのに、大きな嘘は逆に信用してしまう」と、陰謀論者たちは囁き、『911ボーイングを捜せ』などというDVDや『9.11テロ捏造』などという本が売られている。そして、そこでは、ブッシュ政権がイラクに侵攻するため、“新しい真珠湾”を意図し、「9.11テロ」を自作自演したと主張されている。「WTCに突入したのは軍用機」「WTCは倒壊でなく“爆破”された」「ペンタゴンに突っ込んだのはミサイル」「ユナイテッド93便の残骸はない」など、その証拠も山ほど紹介されている。しかし、これはバカバカしいほどの「小さな嘘」だ。本書は、それを徹底的に検証し、併せて、日本人が信じ込んでいる「真珠湾陰謀説」「コベントリー陰謀説」などにも触れ、陰謀論がどうつくられるかまで言及する。本書を読めば、「9.11陰謀論」が、過去の陰謀論と同じく、そこで展開される論理トリックがあまりに情けないものだとわかるだろう。いまさら“ボーイング捜し”などする必要はない。陰謀論の蔓延は知の衰退を招く。私たちは、この世界を「イディオクラシー」(アホバカ民主主義)に向かわせてはならない。
メディア・バイアス あやしい健康情報とニセ科学 (光文社新書)
- 作者: 松永和紀
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2007/04/17
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世界に氾濫するトンデモ科学報道。納豆ダイエット捏造騒動を機に健康情報番組の問題点は知られるようになってきたが、テレビを批判する新聞や週刊誌にも、あやしい健康情報が山ほどある。そこには、センセーショナルな話題に引っ張られるメディアの構造、記者・取材者の不勉強や勘違い、思い込み、そして、それを利用する企業や市民団体など、さまざまな要素が絡んでいる。本書では、さまざまな具体例をもとにメディア・バイアスの構造を解き明かし、科学情報の真贋の見極め方、リスク評価の視点を解説する。
- 作者: 北原惇
- 出版社/メーカー: 花伝社
- 発売日: 2007/04
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いじめ、落書き、暴力犯罪、騒音公害、麻薬、性の乱脈、礼儀知らずなどがなぜ日本でもあたりまえになってしまったのか…。西洋はなぜ滅びるのか?ユニークな「脳科学の知見にもとづく文明論」。
- 作者: 唐沢俊一,岡田斗司夫
- 出版社/メーカー: 創出版
- 発売日: 2007/04/23
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オタク第一世代が語る「オタクって何だ!」限りなく拡散しつつある「オタク」なる存在を第一世代が今一度語り尽くした。
- 作者: ブルーノラトゥール,Bruno Latour,川崎勝,平川秀幸
- 出版社/メーカー: 産業図書
- 発売日: 2007/04/01
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科学者から「あなたは実在を信じますか?」と真顔で問われたラトゥールは科学論こそが科学を真に自由にしようとしていることを明らかにする。
- 作者: 若林隆三
- 出版社/メーカー: 信濃毎日新聞社
- 発売日: 2007/03/01
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富士山にあった極地並みの大雪崩「雪代」。岳沢ヒュッテを跡形も無く吹き飛ばした雪崩旋風。死を呼ぶ手足のマッサージ。トップ・クライマーをも葬った雪庇。雪崩を通して垣間見た自然界の巧妙なしくみ。第一人者が語る知的興奮に満ちた世界。
シマウマの縞 蝶の模様 エボデボ革命が解き明かす生物デザインの起源
- 作者: ショーン・B・キャロル,渡辺政隆,経塚淳子
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2007/04/24
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なぜ、かたちと模様がこれほど多様なのか。その謎を説くカギ、「マスター遺伝子」とは―。進化理論の驚くべき展開。
- 作者: いとう良一,佐藤克文
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2007/03/17
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ペンギンは可愛いだけではない。はっきり言って、ものすごい。ペンギンの誕生は、実は大昔。白亜紀の時代に、恐竜と共に生きていた。冬の南極に耐えるやつがいれば、一年中赤道で暮らすやつもいる。普通のサラリーマンぐらいなら、軽く叩きのめす腕力もある。もう、可愛いだけとは言わせない。…というか、言えない。
- 作者: 立川昭二
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2007/04/17
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病気の歴史をたどることで世界史の転換点が明らかになる。古代ギリシアの疾病、ハンセン病、ペスト、梅毒、結核、ガン…。これらの病いはなぜ人類にとっての甚大なる災厄となったのか。そして文明と歴史にいかなる影響を与えたのか。豊富な挿話を通じて猖獗をきわめる疫病の恐ろしさ、新たな難病の出現を描き出し、人類にとっての病気の意味を考察する誉れ高い名著。
- 作者: 長野仁,東昇
- 出版社/メーカー: 国書刊行会
- 発売日: 2007/05/21
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戦国時代の医学書『針聞書』に描かれた、人の体内にひそんで病気をひき起こすと考えられていた、キミョーキテレツでキモカワイイ、63匹の虫たちをオールカラーで収録。
- 作者: 中田薫,中筋純
- 出版社/メーカー: ミリオン出版
- 発売日: 2007/04/01
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沈黙で綴る荒廃の詩集、静寂が語る無常の世界。甘美で危険な廃墟には一つ一つに理由がある…『漫画実話ナックルズ』誌上で好評連載中の『廃墟探訪2』再び!前著を凌ぐ面白さ。
- 作者: 宮本佳明
- 出版社/メーカー: 彰国社
- 発売日: 2007/03/01
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事務所で計画した31のプロジェクトを題材に、3つの模型の使い分けと見せ方を解説する。模型づくりの考え方がわかる本。
- 作者: 博物館建築研究会
- 出版社/メーカー: 東海大学出版会
- 発売日: 2007/04/01
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なぜ飛行機型をしているのか、なぜかくも美しいのか、豊富な写真資料などで国立科学博物館と東京国立博物館本館の建物誕生のいきさつを紹介する。
日本飛行船物語―航空界の特異な航跡を辿る (光人社NF文庫)
- 作者: 秋本実
- 出版社/メーカー: 光人社
- 発売日: 2007/03/01
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人類が大空へ昇った“熱気球”の発明から、“飛行船”へと発展をとげた先覚者たちの模索の時代。明治十年、反政府軍により包囲された熊本鎮台を救うため陸海軍が気球を製作した日本の航空界の黎明期。飛行機の時代を迎えるまでのユニークな軍用気球と軍用飛行船の歩みを、豊富な写真と図版で綴った話題の航空史探索。
- 作者: 清水慶一
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2007/04/01
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家電が輝やいていたあの頃。テレビ、ラジオ、冷蔵庫、洗濯機、電気釜、ミキサー、電子レンジ、オーディオ、ビデオ、電卓、ワープロ、ゲーム機…明治・大正から三種の神器・3C時代を経て、昭和の終わりまで、多数の図版でたどる家電の歴史。
- 作者: 松尾スズキ
- 出版社/メーカー: ソニーマガジンズ
- 発売日: 2007/04
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「インストール」と聞いただけで肌荒れする男、デジタル恐怖症の松尾スズキが高級なモノからとんでもモノまであらゆるデジタルを使い倒す。物欲に火を付けるのはどのデジモノなのか?松尾スズキとデジモノの格闘を綴ったデジモノステーション人気連載、遂に単行本化。
- 作者: 鈴木隆
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2007/04
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昭和45年、熱狂の万博会場から始まる“家電の敗者”の大反攻。日本全国いたる所に立ち並ぶ550万台もの自販機の陰で繰り広げられた、開発、製造、販売を巡る熱き戦いの物語。
- 作者: 高橋哲雄
- 出版社/メーカー: ミネルヴァ書房
- 発売日: 2007/04
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イギリス社会文化史家にして名うての「食いしんぼ」が、溢れる好奇心と情感を全開にして、鋭い切り口と上質な文章で綴る食と味と人生の諸相。
- 作者: 宮脇俊三
- 出版社/メーカー: グラフ社
- 発売日: 2007/03
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宮脇俊三の名著、ついに復刊!心はずむ旅の種々相と、その醍醐味を語り尽したエッセイ集。鉄道ファンはもとより、旅の悦びを知る人々に必携の一冊。巻末に、在りし日の作家と作品について、娘のエピローグを添えた。
- 作者: 梅原淳
- 出版社/メーカー: 朝日新聞社
- 発売日: 2007/04/06
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新幹線はどこまで速く走れるの?線路に積もる雪はどうしているの?新幹線のトイレってどういう仕組み?―そんな多種多様な謎と不思議を一挙に解明!さらに、メンテナンスや総合指令所、技術開発部の仕組みも収録。新幹線には乗るだけという人から、鉄道ファンの人まで楽しめる一冊。
パトロンたちのルネサンス―フィレンツェ美術の舞台裏 (NHKブックス)
- 作者: 松本典昭
- 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
- 発売日: 2007/04
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わたしたちはウフィツィやルーブルで名画を前に歓喜に包まれ、至上の美を創作した芸術家の心情に思いを寄せ、ロマンチックな想像の翼を広げる。しかし、それはあまりに近代的な鑑賞法に馴れ親しんだ結果ではないのか?たしかに、近代の作品は芸術家の詩情の発露として創作されるが、ルネサンス時代の芸術はパトロンが発注するものだった。最初に設置された場所、描かれた人々、報酬等をつぶさに見ることで、作品をパトロンの見識と審美眼、経済力の象徴として捉え直し、さらに当時の画家・彫刻家の社会的位置などを考慮することで、おなじみの作品が全く違って見えてくる。裏面からみる、新しい美術史の試み。
- 作者: 巖谷國士
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 2007/04/01
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7つの展示室―マニエリスム、シュルレアリスム、江戸〜昭和の日本美術、人形、童画、写真、ポスター、オブジェ…澁澤龍彦が熱愛し称賛した古今東西の美術家の傑作・異色作310点を一挙掲載。
- 作者: 山崎隆之
- 出版社/メーカー: 東方出版
- 発売日: 2007/04
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各仏師は技術を磨き、改良を重ね、依頼者である願主のさまざまな要望に応えようとした。一方、願主にはそれぞれ悩み、不安また恐怖などがある。そこから救われたいとの切実な願いがある。仏師は、ただ単に決められた図像通りに仏像を造るのではなく、そこに願主の期待に応じるべく、秘かに願主の意を汲み、ともに恐怖に立ち向かいながら、願主を力づけ、なぐさめ、救うためのさまざまな仕掛けを隠し置いたのだ。本書では、その秘技、秘策を、各仏像の中から探り出し、仏師の意図を読み解いてみたい。
- 作者: 大久保純一
- 出版社/メーカー: 東京大学出版会
- 発売日: 2007/04/01
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吉原、両国、日本橋…名所絵に隠された技。透視図法や遠近法を駆使し、江戸人たちの名所イメージを巧みに描いた広重。その卓抜な空間造形の手法を解き明かす。
- 作者: 住友慎一
- 出版社/メーカー: 里文出版
- 発売日: 2007/04
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日本の洋画史上に貴重と思われる、忘れられていた絵画を、『忘れられていた日本洋画』に続き約130点掲載。実力ある画家たちの描いた作品コレクターとして地道な収集と研究を続けてきた著者の成果をここに公表。
- 作者: 八窪頼明
- 出版社/メーカー: 同友館
- 発売日: 2007/04/01
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どうしたらマンガ家としてデビューできるのか?!マンガの描き方の本は多数出版されているが、マンガ編集者によるストーリーの創り方やキャラクターの創り方などを書いた指南書はなかった。マンガのおもしろさについて徹底分析。マンガ編集50年の著者が語る、マンガ家としてデビューする方法。
- 作者: 堀内誠一
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2007/04/19
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戦前から1980年代まで、an・an BRUTUSから絵本づくりまで天才デザイナーが雑誌と絵本の世界を生き生きと語る必読の名著。
- 作者: 東京都写真美術館
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2007/04/01
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貧しかったけれど、希望と活力にあふれていた昭和30年代を中心に、敗戦から高度成長、そしてバブルまで―めまぐるしく変化する価値観の中で、写真家たちはファインダーに何を見、印画紙に何を焼き付けようとしたのか?激動の時代を生きた写真家たちの作品で綴る、写真昭和史。
- 作者: 林忠彦
- 出版社/メーカー: ピエブックス
- 発売日: 2007/04/01
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引き揚げ、進駐軍、焼け跡・闇市、戦災孤児、復興する東京…激動の時代を、写真が永久に記録する…終戦後のドラマチックな世相を、リアルに再現した写真文集。
- 作者: 玉木宏樹
- 出版社/メーカー: 出版芸術社
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平均律の和音は美しくない。いまだにベートーヴェン?デタラメこの上ない楽典の歴史ドイツ流の偏った日本の音楽教育演奏の途中で迫手して何が悪い!クラシック界の非常識を叩き斬る!新たな音楽の可能性を追求する愉快痛快音楽論。
- 作者: 松本美香
- 出版社/メーカー: 双葉社
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「ジャニヲタ」とはジャニーズタレントを所属事務所ごと愛する濃ゆ〜いヲタク女子。「30代」「独身」「ジャニヲタ」の三重苦女芸人が綴る爆笑&落涙エッセイ。
- 作者: 中森明夫
- 出版社/メーカー: 新潮社
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著者25年分の論考集成、憂国のアイドル論。
- 作者: ウォーレンバックランド,Warren Buckland,前田茂,要真理子
- 出版社/メーカー: 晃洋書房
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映画制作上の専門的な技術用語や、映画研究の袋小路で待ち構える難解な理論と述語、あるいは映画史にまつわる瑣末な知識を交えることなく、映画作品が分かるとはどういうことかを丁寧に解説。
「殺陣」という文化―チャンバラ時代劇映画を探る (中部大学学術叢書)
- 作者: 小川順子
- 出版社/メーカー: 世界思想社
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人を斬る、その残酷な所作の美しさとは。映画の草創期から現代に至るまで、無数の観客が銀幕の上で繰り広げられるチャンバラ(殺陣)に酔いしれた。時代劇映画における殺陣の歴史から身体運用、そして日本文化研究の新たな展開へと広がる壮大な試み。
- 作者: 津堅信之
- 出版社/メーカー: NTT出版
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「アニメが作りたいからマンガを書いている」とまで言った手塚治虫。彼が日本のアニメーションに与えた影響を豊富なインタビューを交え、総合的な視点からとらえなおす。
- 作者: 増田晶文
- 出版社/メーカー: 草思社
- 発売日: 2007/04/07
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創業1912年、間もなく100年の歴史を数える日本最古にして最強の芸能プロダクション・吉本興業。1000人近い所属芸人・タレントでテレビ界を埋め尽くし、その供給のみならず番組の企画・制作、配信まですべてを押さえて、いまや年商500億円に迫る勢いの順風満帆。トップが替わろうが人気タレントが翳ろうがその増殖は留まるところを知らず、いまや「大阪」という服も脱ぎ捨てて全国区を制覇、さらに異業種や海外市場をも侵食しはじめている。かつて大阪ローカルだったはずのこの「会社」はいったい何を目論んでいるのか?世界的にみても「ケッタイな会社」である吉本興業の創業から現在に至るまでを詳細に描いて、その「ケッタイな正体」に迫る。秘密は金庫の中に保管されている。
- 作者: 秋山真志
- 出版社/メーカー: 創美社
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噺家、紙切り、三味線漫談、漫才師、講釈師等々…。芸人だけではなく、席亭、お囃子さん、寄席文字の師匠など寄席を支える「寄席の人たち」10名を徹底ルポ。意外な人の意外な素顔と、悩みとおかしみと波乱に満ちた人間ドラマ…。読んでおもしろく、知ってためになる、そして何より寄席に行きたくなる、極め付けの本。
- 作者: 松井良明
- 出版社/メーカー: 平凡社
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「近代スポーツの母国」イギリスで、かつてサッカーやボクシングは違法行為であった。さまざまなスポーツが「近代化」される過程を跡づけ、その〈正当性〉の根拠を明らかにする。
- 作者: 黒田薫
- 出版社/メーカー: つり人社
- 発売日: 2007/03
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憎たらしいクマに食糧をぜんぶ食われても、道に迷って3日間ヤブを漕ぎ続けても、崇高なアルピニストから卑しいイワナ釣り師に落ちぶれても、山は楽しい。
- 作者: 松浦晋也
- 出版社/メーカー: エクスナレッジ
- 発売日: 2007/04/05
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世界一のプラネタリウム!本物の蒸気機関車!自作サイドカー!好奇心と興味にまかせ、やりたいことを突きつめる。趣味人を超えたコダワリ人たちの熱中人生。
★『女流作家』(円地文子/著 瀬戸内寂聴/著 佐藤愛子/著 田辺聖子/著/日本経済新聞出版社/1,365円)【→amazon】
結婚、生活、文学…女性が生きた昭和史。小説家への道と、女性の自立と。いずれ劣らぬ華麗な文学遍歴からは、昭和という時代、特に戦争を生き抜いた日本人女性のたくましさも垣間見えてくる。
- 作者: 村松友視
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2007/04
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今、なぜ吉行淳之介なのか?性を通して人間の本質を追究し、文壇の第一線を歩み続けた作家・吉行淳之介。ダンディズムの奥底にあるしたたかな色気と知られざる魅力。その作品と人物像の行間を炙り出す渾身の書き下ろし。 吉行淳之介とは何者?やわらかい約束病いと健啖生い立ちと青春戦中と戦後作家への助走第三の新人半達人闇のなかの祝祭「暗室」前後「夕暮れまで」の完結幕引きの余韻 文壇の寵児として第一線を歩み続け、その華やかな生涯で知られた吉行淳之介。人々を魅了したダンディズムの奥底にあるものは? 吉行氏と深く交流してきた著者による渾身の書き下ろし!
- 作者: 原田宗典
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2007/04
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大学五年の春、原田青年は困っていた。父親の借金で実家は崩壊寸前。生活費を稼ぐために働かなくてはならず、小説家になりたくとも修業する時間もない。「コピーライターは儲かる」という友人の言葉に触発され、第一線のコピーライター事務所でアルバイトを始めるが…。次から次へと訪れる困難と襲いかかるパニックに耐えられるか!?爆笑、赤面の一年間がセキララに描かれた傑作、待望の文庫化。
- 作者: 四季が岳太郎
- 出版社/メーカー: 杉並けやき出版
- 発売日: 2007/04/01
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「清」は「坊ちゃん」の母?叔母?それとも…。小説には語られていない謎がある。漱石、龍之介、賢治、乱歩などの誰もが知っている作品から謎を解読。
- 作者: 山形浩生
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2007/04/01
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「日本的四畳半ウサギ小屋的せまさ」に行き詰まっている現実も、ちょっと物の見方を変えれば可能性に満ちている。文化、経済、情報、社会、あらゆる分野をまたにかけて、でかい態度にリリシズムをひそませた明晰な日本語で、いま必要な新たなる“教養”を読者の脳裏にたたき込む。二十一世紀の日本人必読の書。
- 作者: 金井美恵子
- 出版社/メーカー: 朝日新聞社
- 発売日: 2007/04/06
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マッチョな作家のお馬鹿な発言、オヤジ的言説のあまりの的外れ…稀代の批評眼をもつ小説家が、文壇・論壇にはびこる「おかしな言説」、日常目にする「おかしな現象」を損得抜きで斬りまくる。比類なく辛辣、無類に滑稽、素敵に過激!共感に思わず膝打つ痛快エッセイ集。
- 作者: 山本文緒
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2007/04/10
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31歳の私に、10年後の私をこっそり教えてあげたい―。離婚して仕事もお金もなかった31歳から、直木賞受賞&再婚してしまった41歳まで。絶品の恋愛小説で読者の心を搖さぶり、出口の見つからない切なさを描いてきた著者も、日々様々な思いに搖れながら「微妙なお年頃」を過ごしてきた。激動の10年間を綴ったエッセイ集。
- 作者: 櫻井誠子
- 出版社/メーカー: 光人社
- 発売日: 2007/03/01
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「コンニャク糊と紙の殺人兵器」一個一〇〇〇〇円(当時)、日本の命運を賭けた爆弾と焼夷弾搭載のこの風船は、どのようにして作られ、どのような被害をあたえたのか。…直径一〇メートル、放球された風船爆弾約九〇〇〇個、うちアメリカ大陸に到着したもの一〇〇〇個。アメリカ国民を恐怖のどん底に陥れた奇想天外な新兵器の顛末。わずか一〇センチ、新発見の風船爆弾の心臓部・高度保持装置等々、新資料や関係者の証言を駆使して、その全容に迫る執念のノンフィクション。
- 作者: 李小牧
- 出版社/メーカー: 角川書店
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いまや歌舞伎町で最も有名な中国人となった元祖「案内人」、李小牧。だが、注目を浴びるようになった現在でも、案内人は危険と隣り合わせの人生を疾走し続ける。マスコミの裏切り、ヤクザの中国人狩り、警察による摘発の嵐、縄張りを狙う新たな影…。次々と押し寄せる絶体絶命の危機を、案内人はどう生き延びるのか―。あらゆる欲望の聖地と化した歌舞伎町の真実を描き出す、人気シリーズ最新刊。
- 作者: 西尾哲夫
- 出版社/メーカー: 岩波書店
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誰によって、いつ頃つくられたのか、本当に千一夜分の物語があったのか―いまや世界文学となった「アラビアンナイト」の成立事情は、謎に包まれている。まぼろしの「原典」探し、「偽写本」の捏造、翻訳による違いなど、成立から翻訳・受容の過程をたどり、異文化のはざまで変貌していく物語集の文明史的意味を考える。 第
- 作者: ギュスターヴフローベール,Gustave Flaubert,渡辺仁
- 出版社/メーカー: 新評論
- 発売日: 2007/04
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若き日のフローベールが、友人とふたりでフランスの辺境の地を歩き回った旅の記録。当時の地方の景観や風俗が、生き生きとした筆致で描かれていると同時に、稀有な作家の誕生を予感させるような、さまざまな散文の実験も試みられている。
- 作者: 鈴木常勝
- 出版社/メーカー: 岩波書店
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ドキドキワクワクの冒険活劇にお涙頂戴の少女悲劇、身の毛がよだつ怪奇もの…、「さて、次はどうなるでしょうか。それは明日のお楽しみィ」。紙芝居屋と子どもたちの言葉のキャッチボールが冴えわたり、今日も街角に大きな歓声がひびき渡る。善悪虚実が渦巻く路地裏劇場の魅力をたっぷりと紹介します。