『「箱根駅伝」不可能に挑んだ男たち』『次男坊たちの江戸時代 公家社会の〈厄介者〉』『マンガは変わる "マンガ語り"から"マンガ論"へ』

本日の読みたい本・おすすめ版(2007年12月あたり)。

「箱根駅伝」―不可能に挑んだ男たち

「箱根駅伝」―不可能に挑んだ男たち

★『「箱根駅伝」不可能に挑んだ男たち』(原島由美子/著/ヴィレッジブックス/1,575円)【→amazon
かかわった誰もが涙ぐみながら思い出を語るという、伝統の「箱根駅伝」。往復214キロ、12時間にも及ぶそのレースを生中継するという、常識破りの冒険に挑んだ伝説のテレビチームがあった。しかし、彼らには、想像を絶する過酷な条件が待っていた―。感動ノンフィクション。
次男坊たちの江戸時代―公家社会の“厄介者” (歴史文化ライブラリー)

次男坊たちの江戸時代―公家社会の“厄介者” (歴史文化ライブラリー)

★『次男坊たちの江戸時代 公家社会の〈厄介者〉』(松田敬之/著/吉川弘文館/1,890円)【→amazon
跡継ぎが優遇された江戸時代。親や兄に扶養される「厄介」だった次男、三男たちは不遇だったのか。幸運にも養子先のあった者、養子先を廃嫡された者、ご落胤や女性の厄介の人生から、公家社会の家の継承問題に迫る。
マンガは変わる―“マンガ語り”から“マンガ論”へ

マンガは変わる―“マンガ語り”から“マンガ論”へ

★『マンガは変わる "マンガ語り"から"マンガ論"へ』(伊藤剛/著/青土社/2,310円)【→amazon
マンガ表現論とポストモダンサブカル論を架橋し、マンガ界、批評・思想界に大きな断層をもたらした著者の10年余にわたる批評活動を集大成。過去のマンガとマンガ論が臨界に達し、変容していくさまを浮かびあがらせ、未来を展望する待望のマンガ全論。