文章がうまくなりたい

 文章がうまくなりたい。うまく、という基準がそもそも難しい。とりあえず、人にうまい文章が書ける人間だ、と言われるレベルですか。基本的には表現力、それも高等技術なレトリック風ではない、自分の言いたいことがちゃんと伝わるか、なんですけどね。そういうのは、長くいろいろなものについて書いていると自然に身につくと思っていた。ところが、数日書かないと、というか、キーボードを叩かないと、明らかにヘタになっている。スキーやスケート、自転車や水泳と同じようなもんですかね。基本技術がはがれ落ちる、というわけではなく、普通にできたことができなくなっている。おまけに、それらで食っている人(プロ)とは雲泥の差がある。ぼく程度に書き続けてきた人間なんて、趣味でだらだらと駅前までママチャリで行っているようなもので、ノルマ(毎日の距離)とかタイムトライアルとかとは無縁の、生活雑文なわけです。本格的に、とまでは行かないにしても、アマチュアのちょっとマシなレベルに持っていくには、多分毎日1000字ぐらいは書かないと、それもまぁ30分ぐらいの時間で書かないといけないのだろうなぁ。少し息が切れるぐらいの距離(量)を、毎日。そうすると段々自分のペースとか、文章配分的な技術もついてきそうな気がする。さらにゆとりが出てくると、周りの風景を楽しむこともできるんだろうか。生活短歌的なものは、それは現実に生活している人間だから、いくらでも書こうと思えば書けるんですけどね、そういうのはやはりつまらない。時事ネタはやはり情報入手(初期ソースの入手)という時点でプロに及ばないため、つまらないものしか書けそうにない。そうなると創作(架空の創造物が架空の世界で生きる話)が何かよさそうな気になってくる。昨日見た夢の話、みたいになりそうですけどね。もちろんそんなものは恥ずかしくて人に見せられない。見せられないものを、文章がうまくなるまで継続して続けられるかどうか。まぁそれはやってみないとわからないけれど、続けられるということより、読み手の側がそういう文章練習について来れるかどうか、ですね。別idで、別人格でやれば、そんなに問題は生じそうにないので、チャレンジしてみようかと思った。今回はテストテキストということで、だいたい1000字ぐらい書いてみました。日記の中のテキストとして見ると、どのくらいの分量(スペース)になるか知りたかったのだった。