こういうワクでどんなアニメを作るか

1・制作費は1話あたり1千万*1
2・2クール(26話)
3・深夜の地上波放映
4・TVでの視聴者は、ビデオ鑑賞者も含めて100〜200万人
5・ビデオパッケージでの販売は、3話で6000円、全9巻(ボーナストラックあり)
6・5000本の販売で制作費その他の経費は回収可能だが、1万本売れないと儲かったとは言えない
 
 だいたい、今制作されているアニメの基本はこんなものか。2クールじゃなくて1クールのほうが、ビデオパッケージは4〜5巻だから売りやすいかも。そのかわりたいした話はできないし、クチコミでその面白さが伝わるころには終わっている。
 で、このワク(縛り)で、いったいどういうアニメが可能か、という話なんですが。
 一番楽そうなのは、漫画のアニメ化。コミックスが5〜10巻ぐらい出ていて、発行部数が初版10万部越えるか越えないか、ぐらいが一番おいしい(ねらい目)、という感じ。漫画のほうでもアニメ化を狙って作っているような話もあったりするので、そういうのは願ったりかなったりかも。クオリティとか原作ファンがいるから大変だけど、ビデオのセールスはそれなりに見込める(回収ラインが想定できる)。
 次には人気ギャルゲーのアニメ化かな。その業界にはくわしくないのでよくわかりません。
 でまぁ、そういうの抜きで、オリジナル・アニメとして考えるならどういうのがいいか、ですが。
1・美少女(複数)
2・ロボットもしくはそれに類するモノ
3・戦闘あるいは非日常
4・腐女子の好みそうな美形(複数)
 みたいな基本設定はあるか。
 場合によってはその中のどれかが欠落していたり、あるいは「1」だけでも可。
 もう、そうなるとガンダム世界があたかもクトゥルー神話のように、この縛りで作ればちゃんとロボット萌えアニメ(ホラー)になるんだよ、と囁く声がする。
 ところで『アイドルマスター xenoglossia』って面白いですか。なんかコワイモノ見たさで躊躇してたんですが、意外と評判悪くない。
アイドルマスター xenoglossia 評判 - Google 検索
 アニメ的に見てみたいものとしては、美男美女がたくさん出てくる異世界ファンタジーヒロイック・ファンタジー)がちょっと欲しい。剣と魔法の世界。
 アイドルマスターのキャラでやるか。最終決戦は春香(闇の支配者)と美希(伝説の勇者)です。

*1:もっと安い場合もアリだが、500万円以下はないと思う