『異能の画家伊藤若冲』『昆虫はスーパー脳 ヒトと対極の進化で身に付けた「超脳力」』『翼のはえた指 評伝安川加寿子』

本日の読みたい本・おすすめ版(2008年1月あたり)。

異能の画家 伊藤若冲 (とんぼの本)

異能の画家 伊藤若冲 (とんぼの本)

★『異能の画家伊藤若冲』(狩野博幸/ほか著 森村泰昌/ほか著/新潮社/1,470円)【→amazon
商才はなくとも画才はあった!青物商から絵の道へ転じて大ブレイク、18世紀の京都を舞台に奇奇妙妙の絵筆をふるった画家の人生と作品を徹底紹介。 ★『昆虫はスーパー脳 ヒトと対極の進化で身に付けた「超脳力」』(山口恒夫/監修/技術評論社/1,659円)【→amazon
地球上で最も繁栄する生物、昆虫。全生物の約6割もの種類を占めている。ここまで繁栄を遂げた理由は何だろう?その秘密は何と脳に隠されていた。精巧な運動能力を司り、学習・記憶能力も抜群。そのうえ高度な社会まで作り出す。しかし、彼らの脳の大きさは、ヒトと比べてたった10万分の1…。それが、なぜこれほどの機能を発揮できるのか?大きなヒトの脳と対極にある、小さな小さな昆虫の脳、そこに秘められた驚異の世界をいっしょに覗いてみよう。
翼のはえた指―評伝安川加壽子 (白水uブックス)

翼のはえた指―評伝安川加壽子 (白水uブックス)

★『翼のはえた指 評伝安川加寿子』(青柳いづみこ/著/白水社/1,470円)【→amazon
大戦前夜にフランスから帰国し、圧倒的なテクニックと知的で優雅な演奏スタイルで、衝撃的デビューをとげた天才少女ピアニストは、日本の音楽界に何をもたらしたのか。戦後日本のピアノ界をリードし続けた安川加壽子の実像に迫る。