『ニュース報道と市民の対外国意識』『東京読書 少々造園的心情による』『北大路魯山人という生き方』

本日の読みたい本・おすすめ版(2008年2月あたり)。

★『ニュース報道と市民の対外国意識』(伊藤陽一/編 河野武司/編/慶応義塾大学出版会/3,570円)【→amazon
ニュース報道が市民の対外国意識やアイデンティティの形成にどのような影響を及ぼしているのか、情報環境の「グローバル化」がもたらす問題とともに実証的に検証する。
東京読書―少々造園的心情による

東京読書―少々造園的心情による

★『東京読書 少々造園的心情による』(坂崎重盛/著/晶文社/2,520円)【→amazon
東京の今昔を愛する人へ。読むと東京の町が楽しくなる、歩くと東京の歴史が伝わる。東京本コレクター重盛センセイの秀逸セレクション。
北大路魯山人という生き方 (新書y)

北大路魯山人という生き方 (新書y)

★『北大路魯山人という生き方』(長浜功/著/洋泉社/819円)【→amazon
学歴、師、流派に一切、寄りかからず、独学独歩で人生を駆け抜けた男は料理のみならず書画、陶芸等に大きな足跡を残した稀有の日本文化の保護者であった。にもかかわらず、奇人・変人、唯我独尊・傲岸不遜というイメージが故意に流布される。だが、対象に曇りなき目で真摯に接するとき自ずと巨人の実像が見えてくる。強烈な個性、人間味豊な魅力溢れる人物の再評価を促す。